Jose Fermoso

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12月5日(米国時間)、超タフなガジェット市場に良い知らせが届いた。

耐衝撃性と防水性能に加え、たいていの手荒い扱いやうっかりミスにも耐えられる携帯電話『Sonim ToughPhoneTM XP1』のPRキャンペーンが発表されたのだ。

米Sprint Nextel社などの携帯電話事業者はここ数年、頑丈な携帯電話を好調なペースで販売しており、特に厳しい環境で働く人々に好評を得ている。だが、メディア関連機能はごく基本的なものに限られ(もちろんタッチスクリーンなどはない)、1998年から抜け出てきたようなデザインの携帯電話を歓迎できるかというと、なかなか難しいものがある。

発売元の米Sonim Technologies社は、XP1披露のために、ヨーロッパで「世界一タフな電話ツアー」(World’s Toughest Phone Tour)と銘打ったPRキャンペーンを行なう。

一般客やハイテクマニアが、この電話を「厳しくテスト」できるというイベントだ。詳細は、同社のスウェーデン語のウェブサイトで確認できる。

XP1は防塵・防水等級のIP54に適合しており、ブルートゥースも搭載している。さらに、タフな電話のほとんどで採用されていて、たいていの作業現場で役立つプッシュ・ツー・トーク(PTT)機能もある。

XP1は大量の水、風、粉塵に耐えるほか、極端な低温[マイナス30度]や高温[70度]への耐性も備えている。[サイトによれば、1.5メートルの高さから落としても大丈夫。]

以下のビデオで紹介されているように、携帯電話をビールに浸すという、ありがちな失敗をしてしまっても大丈夫だ。

XP1を車に轢かせるビデオも印象的だが、ハイウェイの真ん中でもっと高速の車に轢かれるといった、現実の状況に即した実験を見てみたかった。

メーカーによると、XP1には無条件の3年間保証と、店舗に持ち込めば筐体を交換できる永久保証が付いているという。

CNETの記事「手荒な扱いも歓迎、『世界一タフな携帯電話』」を参考にした。

製品ページ

[日本語版:ガリレオ-天野美保/長谷 睦]

WIRED NEWS 原文(English)

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