2009年5月13日11時30分
12日夕の両院議員総会で、非小沢系議員らが巻き返しを図った。3月27日の代議士会で小沢氏の面前で辞任を迫った小宮山洋子・党「次の内閣」文科相が2度質問に立ち、鳩山氏に再考を迫った。
「なぜ告示日に半日で決めるのか。候補者には小沢問題がボディーブローで効いている。複数で代表選を戦うところをみてもらうチャンスだ」
野田氏に近い馬淵澄夫氏も「土日に有権者の声を聞き、月曜日に投票すればいい」と日程変更を求めた。だが、結局は「異議あり!」の声が飛ぶ中、とりまとめが行われ、原案通りに承認された。
日程をめぐる綱引きは、小沢か、非小沢かをめぐる権力闘争の始まりだった。