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【芸能・社会】

女殺し 藤木 テレ朝系新ドラマ『夜光の階段』

2009年4月21日 紙面から

会見で作品をアピールした藤木直人(左から3人目)ら主要キャスト(上)=東京・六本木で(稲岡悟撮影)

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 俳優、藤木直人(36)がワルな主人公を演じるテレビ朝日系の新ドラマ「夜光の階段」(23日スタート、木曜午後9時)の記者会見が20日、東京・六本木の同局で行われ、藤木のほか、木村佳乃(33)、夏川結衣(40)、室井滋が出席した。

 生誕100周年を迎える松本清張の原作。貧しい境遇から、美容界の寵児(ちょうじ)にのし上がる青年美容師の野望と転落を描く。

 藤木は「監督にアラン・ドロンの『太陽がいっぱい』(野心家のワルを描いた名作映画)みたいにやりたいと言われ、そんな簡単にアラン・ドロンになれないんだよって思った」と笑わせる一方、「周りの人々を次々と殺していく役。最終回では魅力的な共演者が減って寂しくなっているのでは」と女優陣を意識しながらコメント。

 実際、室井は「藤木さんと濃厚なラブシーンを演じて一緒にお風呂に入れていただいたりしたけど、昨日(の撮影で)、無事、殺されました」と明かし、会場を爆笑させた。

 木村も「藤木さんはとてもやさしい方」としたうえで、「私の首を絞めるシーンでも、首にさわってるぐらいの感じだったんで、『もっと絞めてください』って言った」と振り返る。

 一方、「2人のように藤木さんとの“接近戦”が現時点ではまったくない」役柄の夏川は、藤木について「やさしい? そうなんですか。パッと毒を吐いていくようなタイプだと思った」とズバズバ言って笑わせた。

 主題歌は藤木が作詞して歌う「CRIME OF LOVE」。

◆絶技バッチリ決めた

 美容師役の藤木は壇上で、実際に女性の髪のドライカット(乾いた髪を切る)の腕前を披露。撮影に入る前に特訓を受け、ハサミを指で回す技などもバッチリ決めていた。木村は実際、「腰まであった髪を切っていただいた」と言い、室井は「私は、かんざしを挿してもらっただけ」と笑わせた。

 

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