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コバルトブルーの火口湖、謎の変色 霧島連山・新燃岳

2009年5月11日11時8分

写真:いつもはコバルトブルーの美しい湖面を見せている=06年5月4日撮影いつもはコバルトブルーの美しい湖面を見せている=06年5月4日撮影

写真:ぶきみな茶色に変色した霧島連山・新燃岳の火口湖=7日午後2時ごろ、いずれも全日写連島田英雄さん撮影ぶきみな茶色に変色した霧島連山・新燃岳の火口湖=7日午後2時ごろ、いずれも全日写連島田英雄さん撮影

 鹿児島、宮崎両県境にまたがる霧島連山で火山活動を続ける新燃(しんもえ)岳(1421メートル)で、普段は美しいコバルトブルーに輝いている火口湖の湖面が茶色に変色している。

 環境省えびの自然保護官事務所によると、4月27日ごろからのことで、原因は分かっていない。鹿児島地方気象台は「新燃岳での変色は極めて珍しい」としており、霧島の自然を約20年観察している鹿児島県霧島市の島田英雄さん(53)も「新燃岳火口湖の変色を見たのは初めて」と驚く。

 同気象台によると、火山性地震などには大きな変化はなく、火山活動が活発化しているわけではないという。週明けから気象台の職員が調査のために現地に入る。

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