ロシア査証で択捉上陸　外務省が日本テレビに抗議

　日本テレビ系列局のモスクワ支局長が、ロシアの査証（ビザ）で北方領土の択捉島に上陸したことが分かり、外務省は１２日、日本テレビに対して「わが国の法的立場を害するもので極めて遺憾」と抗議、再発防止策を講じるよう申し入れた。

　外務省によると、支局長は今月９日から１３日までの予定で、取材のために択捉島に入ったという。

　政府は１９８９年９月、領土問題が解決するまでは、北方領土にロシア（当時はソ連）の査証で上陸しないよう、国民に求める閣議了解を行っている。

【関連記事】
・ バンキシャがはまった情報サイトのワナ
・ 渡辺会長「腹が立つ！ふざけんな」　身内の日テレ批判
・ 日テレ虚偽報道、ネット依存の情報収集が裏目に
・ テレ朝、報ステ放送倫理違反で部長ら処分
・ 清掃シーンはＴＢＳの依頼で撮影　「誤解を与えかねない」と謝罪