学会が除名院長の再入会認める 無断で受精卵診断日本産科婦人科学会に無断で受精卵診断を実施したとして、同学会から除名処分を受けた大谷産婦人科(神戸市)の大谷徹郎院長が、再入会を認められていたことが13日分かった。 大谷院長が学会に「学会の倫理指針を順守する」との誓約書を提出したため。大谷院長は「今後は学会の承認を得た症例だけで実施する」と話している。 大谷院長は、男女産み分けを目的に受精卵診断を2例実施したことなどを理由に、2004年に除名された。大谷院長は「産み分けは、患者の事情や医学的理由があり、命の選別という批判は当たらない」と主張。さらに「学会が倫理指針で受精卵診断を規制するのは違法」として、倫理指針の無効確認や、これに基づく除名の撤回を求める訴訟を起こしていた。 大谷院長は1、2審とも敗訴。上告はしなかった。 【共同通信】
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