ギャガ・コミュニケーションズは、MBO方式での独立を前提に、親会社USENとの交渉に入った。ギャガは、日本資本のインディペンデント系映画配給会社ではすでに老舗となりつつある。
USENは、ギャガの全株式(連結子会社アルメックス所有の41.7%含む)の譲渡に関して、ギャガ代表取締役会長・依田巽氏の個人企業ティーワイリミテッドと木下工務店による連合グループに優先交渉権を付与し、協議していく。
ギャガは4月1日に、代表取締役社長を、宇野康秀氏(USEN代表取締役社長)から星野有香氏に交代し、さらなる経営強化を打ち出したばかり。
星野社長はマーケティング本部長時代の昨年4月、映画の新規買い付けの停止を発表。配給業務に絞ったビジネスを展開するなど、収益改善を見込んだ大胆な事業転換を行ってきた。
だが、変化の激しい映画市場でより強固なマーケット・ポジションを築くには、迅速に対応できる体制が重要と判断。それを可能にするため、今回の株式譲渡の話し合いに至った。
ティーワイリミテッドは、ソフト・コンテンツビジネスの経営コンサルティングや投資、文化活動のサポートなどを行う。また木下工務店は、注文住宅をメインとするハウスメーカーで、近年は映画や舞台などコンテンツへの積極的な投資を行っている。
優先交渉期間は、5月12日~6月23日の6週間。
USENは、ギャガの全株式(連結子会社アルメックス所有の41.7%含む)の譲渡に関して、ギャガ代表取締役会長・依田巽氏の個人企業ティーワイリミテッドと木下工務店による連合グループに優先交渉権を付与し、協議していく。
ギャガは4月1日に、代表取締役社長を、宇野康秀氏(USEN代表取締役社長)から星野有香氏に交代し、さらなる経営強化を打ち出したばかり。
星野社長はマーケティング本部長時代の昨年4月、映画の新規買い付けの停止を発表。配給業務に絞ったビジネスを展開するなど、収益改善を見込んだ大胆な事業転換を行ってきた。
だが、変化の激しい映画市場でより強固なマーケット・ポジションを築くには、迅速に対応できる体制が重要と判断。それを可能にするため、今回の株式譲渡の話し合いに至った。
ティーワイリミテッドは、ソフト・コンテンツビジネスの経営コンサルティングや投資、文化活動のサポートなどを行う。また木下工務店は、注文住宅をメインとするハウスメーカーで、近年は映画や舞台などコンテンツへの積極的な投資を行っている。
優先交渉期間は、5月12日~6月23日の6週間。