検索オプション


ここから本文です

在留資格得るため「偽装出産」、ラオス人夫婦ら3人逮捕

5月12日18時54分配信 読売新聞

 夫の特別在留資格を得るため、知人が産んだ子供を自分たちの子供と偽って外国人登録をしたとして、神奈川県警は12日、同県綾瀬市寺尾台のラオス人の夫婦と知人の3人を公正証書原本不実記載・同行使容疑で逮捕した。

 夫は子供の養育名目で特別在留資格を不正取得していた。県警によると、こうした「偽装出産」の摘発は全国初という。

 発表によると、逮捕されたのは、工員カムマニボン・パイトゥン(45)と夫の同ドゥアンブッパー・トン・イン(30)、知人の無職カムマニボン・ビエンポーン(26)の3容疑者。

 3人は2007年9月18日頃、ビエンポーン容疑者が産んだ女児を、パイトゥン、イン両容疑者の子供とする虚偽の外国人登録原票を平塚市役所に提出した疑い。いずれも容疑を否認しているという。

 イン容疑者は同年4月、平塚市内でひき逃げ事件を起こした際に不法滞在が判明し、強制退去処分を受けて入管施設に収容された。翌5月にパイトゥン容疑者と結婚。「妻が自分の子を妊娠している」として、7月に特別在留資格を得た。パイトゥン容疑者は、難民認定を受けて永住資格を得ていた。

最終更新:5月12日18時54分

読売新聞

 

主なニュースサイトで ラオス の記事を読む

ブログパーツ

国内トピックス