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振り込め詐欺仲間割れ、元リーダー2審も死刑

5月12日19時39分配信 産経新聞

 振り込め詐欺グループの仲間割れでメンバー4人がリンチを受け死亡した事件で、殺人や傷害致死などの罪に問われた元グループリーダーの無職、清水大志被告(29)の控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。長岡哲次裁判長は求刑通り死刑とした1審千葉地裁判決を支持、検察、被告双方の控訴を棄却した。

 長岡裁判長は「執拗(しつよう)で残忍な犯行。反省の念に乏しく、更生は困難」と述べた。

 検察側が殺人罪の被害者とした3人のうち1人については、1審判決と同様、「緊縛して放置したところ死亡した」として殺意を認めず、傷害致死罪を適用した。

 判決によると、清水被告はほかのメンバーと共謀し、平成16年10月、振り込め詐欺で得た金を奪おうとしたメンバーの元会社員の男性=当時(31)=ら4人を東京都新宿区の事務所に監禁。熱湯をかけるなどして死亡させ、遺体を茨城県内に埋めた。

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最終更新:5月12日19時39分

産経新聞

 

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