交通ルール啓発ブログ
泣きごと言うな！ガンバレ千葉県警
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| 拝啓 千葉県警警察官各位
先日、千葉市内の繁華街某所にて県民の安全の為に設置したはずの一時停止標識を無視する悪いドライバーにお灸をすえるべく、交通違反取締りに勤しむお巡りさんの姿をお見掛けし、何とも頼もしいお姿にしばし見とれておりました。 |
それは何か？と申しますと、懸命に取締りに励んでいるお巡りさんの目前にあるＲ銀行先の路上に、こともあろうに堂々と「放置駐車」をするたわけ者め！が。すぐ傍には「駐車禁止」の標識があるのにもかかわらず、です。交差点を監視するお巡りさんと悪質なドライバーが停めた車との距離はわずか10メートル・・・絶えずあらゆる交通違反に目を光らす優秀な日本のお巡りさんのこと、よもや気がつかない筈はありません、絶対に！
そこで私は確信しました、「あの駐車禁止標識は幻なのだ！」と。
しかし、何度も何度も目をこすっても小生の目には「駐車禁止標識」が見えてしまうのです！
まさか、駐車違反は摘発をスルーしているんじゃ・・・
もとい、まさか優秀な日本の交通警察が違反をわざと見過ごすなどするはずはない・・・一時停止違反も放置駐車違反も立派な道交法違反だし・・・。
小生はかれこれ2分ほど、じっとお巡りさんの動きを見ています。確かにお巡りさんは周囲に目を配って違反者を探してます。斜め４５度右・距離10メートル先の格好のターゲットは当然視線に入っている筈です。しかし、目を向けるものの一切手をつけようとする気配すら見せません！軽い違反でも違反は違反！小生も善良な市民のはしくれ、一刻も早くお巡りさんに教えてあげねば・・・小生はお巡りさんに近づき声をかけてみました。
「あのさぁ、ここの道路いつから放置駐車することができるようになったの？そこに駐車禁止の標識があるけどさ。」
勘違いしないで下さい。小生は決してお巡りさんを見下している訳ではありません。声を掛けてあげようとするとこのような口調になってしまうだけなのですから・・・いわゆる「ツンデレ」ってやつですね。
お巡りさんはびっくりした表情でこう答えてくれました。
「えっ、えっ駐車違反？ど、どこ？？」
お巡りさんは気づいていないようでした。優秀な日本のお巡りさんがどうして気づかなかったのか・・・瞬時に自分なりに考えてみました。
反則制度が適用される軽微な交通違反だと、お巡りさんが現認しないと摘発できないんでしたよね。お巡りさんは、日が昇って自分の目で交通違反を現認することができるようになった時間帯からずっと検問で監視の目を緩めていなかったのでしょう。きっとお疲れだったんですね。本当にお疲れ様です！
犯罪の目撃をした以上はお巡りさんに教えてあげるのも市民の役目・・・小生は教えてあげました。
「そこに〇〇色の〇〇（車名）に人が乗っていないでしょ。」
繰り返しますが勘違いしないで下さい。小生は決してお巡りさんを見下している訳ではありません。
後から考えると失礼な小生な指摘にも怒ることなく、お巡りさんは親切にこんなことを教えてくれました。
「あ、あれね。そこの銀行に入って行ったんでしょ。すぐ出てくるから放置駐車にはならないね。」
「え、え～？？？そうだったんですか！！」
小生は、目から鱗が落ちる衝撃を受けました。なぜなら、小生が「駐車監視員資格講習」を受けた時、講師（千葉県警本部交通部駐車対策センターのお巡りさん）から「例えば道路脇にある自販機でジュースを買っていたなど、警察官から注意を受けてすぐに車を動かせるようなことでない限り、建物の中に入っていったなどの場合は時間にかかわらず放置駐車が成立する」と聞いていたからです。放置駐車取締りに行くことがない駐車対策センターのお巡りさんのお話はあくまで概念論で、現場で実際に取締りをしているお巡りさんのやり方とは違うのですね～。本当に勉強になります。
ちょうど、眼鏡をかけた別のお巡りさんが違反したドライバーの切符を切り終わってこちらに歩いてきましたので、質問してみましょう。
「さっき、別のお巡りさんにも話したんだけど、取締りの真ん中で堂々と放置駐車する車を見逃すのは、一時停止違反をしたドライバーからしたら不公平と思われるんじゃないの？」
くれぐれも言っておきますが、小生は決してお巡りさんを・・・（以下省略）
このお巡りさんも親切に小生の疑問にこう答えてくれました。
「確かに、あなたが言うように不公平ですよ。でも、この周辺にもいっぱい違法駐車があるでしょう。そんなこと言ったら、他の駐車違反も取り締まらないと不公平ですよね。」
「一時停止違反の取締りをしながら駐車違反の取締りもできるでしょう。少なくても、取締りをしている警官の目の前に堂々と車を停めて降りたのなら、一時停止違反の取締りに忙しくても一言「そこに駐車してはいけませんよ！取り締まりますよ！」と声をかけるべきではないですか？」
と、小生。
「取締りには限度がありますから、すべてはカバーできません。」と、お巡りさん。
おぉおぉ、何と人間臭いお言葉！そうですよね、お巡りさんも生身の人間・・・全ての違反を取り締まって交通違反を撲滅させるなど、所詮は無理ですよね。
そうは言ってもね、お巡りさん。「全部の違反を取り締まるのは無理だ！」なんて言わないで下さいよ～。交通事故を防止するために取締りしているんですよね？お巡りさんの給料が歩合で「昨日はキャバクラのねーちゃんに貢いじゃったから、取締りの数を増やちゃうよ～！」とか「昨日は競馬で万馬券当てたから、別に違反ドライバーから金巻き上げなくていいや！」とか決めている訳ではないですよね？全ての違反なんか取り締まれない、とか情けないこと言わないで、全ての交通違反者を残らず一網打尽にして下さいよ。ただでさえ、千葉県は毎年交通事故死亡者トップ５には入っているんですから・・・お巡りさんの言うことを聞かない奴の車を「西部警察」みたいにパトカーごと体当たりするとか。えっ？ドラマじゃあるまいし、そんな馬鹿な命令をする人間は千葉県警にはいないって？・・・そうですよね。
いま気がついたんですが、皆さんの格好は交通課のお巡りさんのような「ジェットヘルメット」ではなくて、「活動帽」っていうキャップですね。ということは交通課のお巡りさんではなくて地域課しかも「自ら隊」のお巡りさんだったんですか。ということは、駐車違反の取り締まりはしないのかな？駐車違反は交通課の仕事であって、勝手に取り締まると交通課のお巡りさんから「横取りしやがって！」とぶん殴られるとか・・・。
そんなことはないですよね、邪推でした。警察手帳持てば、お巡りさんはみな兄弟！身内であるお巡りさんに怪我を負わせる反逆者なんていないですよね・・・待てよ、そういえばどっかの県警にそんな人間がいたような気が・・・勘違い？
なんだかんだ言わせて頂きましたが、これからも市民の安全のために日々頑張ってどしどし取り締まって下さいね、お巡りさん。違反者からいちゃもん付けられても小生はこれからも応援しています！
敬具
【千葉県警本部交通部・千葉県警監察官室・千葉〇央署の皆さんへ】
文中のお巡りさんの会話や行動は全て事実でございます。ご希望であれば、発言したお巡りさんに付けられた識別章に打刻している番号をお教え致しますので、コメント欄にご一報頂いた後に叱咤激励してあげて下さいね。
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