2009年5月12日 18時17分更新
矢掛町の小学校にある茶畑で、子どもたちが12日、茶摘みを体験しました。
矢掛町の山田小学校では、およそ80年前に教師が静岡県から茶の種を持ち帰ったあと、学校の敷地で茶を栽培していて、毎年、この時期に、茶摘みをしています。
12日は、学校の茶畑に児童のほか、近くの幼稚園の園児など、あわせておよそ300人が集まり、茶摘みを行いました。
子どもたちは自分の背丈ほどもある茶の木から葉をひとつひとつつみ取っては、竹のざるに集めていました。
12日つみ取ったあわせておよそ50キロの茶の葉は、製茶工場で加工されたあと、来月、学校で開かれる新茶を楽しむ会に出されたり、地域の介護施設でお年寄りに振る舞われたりします。
参加した小学生は、「つみ取るときの感覚と香りが楽しめて良かったです」と話していました。