どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道内

新型インフル対処訓練 陸自、22日から道内で (05/12 13:56)

 陸上自衛隊北部方面隊は十二日、食料やワクチンといった緊急物資の輸送方法などを確認する新型インフルエンザ対処訓練を二十二−二十四日に札幌市南区の真駒内駐屯地などで行うと発表した。同種の訓練は全国の自衛隊で初めて。

 政府が今年二月に改訂した新型インフルエンザ対策行動計画を受け同隊が企画。道内の各師団や旅団などから約六百人が参加する。

 訓練は国や都道府県から要請を受けた際、自衛隊が担う任務の確認が目的。自衛隊札幌病院に発熱外来を開設するほか、ヘリやトラックを使った封鎖地域へのワクチンや水など緊急物資の輸送、ニワトリやアヒルなど家きん類の防疫対策を行う。

 北部方面総監部広報室は「今後も定期的に訓練を行い、要請を受けた場合には迅速に対応できる態勢を整えたい」と話している。

 防衛省は今回の新型インフルエンザ発生を受け、四月末から陸自医官や看護官約三十人を成田空港検疫所に派遣する検疫支援を既に行っている。

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
特選!北海道ネット通販

【Fショット】選手写真を販売中です ファイターズ選手の写真販売サイト「Fショット」では、プロカメラマン撮影の貴重な写真を販売しています。

このページの先頭へ