ミニマム級王者の金光が引退 競艇選手目指す
ボクシングの日本ミニマム級チャンピオンの金光佑治(24)=六島=が12日、健康上の理由で現役引退を表明した。金光は3月21日の同級王座決定戦で新王者となったが、試合後の検査で硬膜下血腫が認められ、日本ボクシングコミッション(JBC)から引退を勧告されていた。
JBCの規則では、硬膜下血腫など頭蓋内出血と診断された選手はボクサーライセンスが自動的に失効する。元世界スーパーライト級王者の平仲明信が初防衛戦でTKO負けした後に脳内出血が発覚して引退した例があるが、現役王者の引退は異例。金光に王座決定戦でKO負けした辻昌建(当時帝拳)は急性硬膜下血腫で試合の3日後に死去した。
大阪市内の所属ジムで会見した金光は「続けたい気持ちは強いが、第2の人生で頑張る」と話した。今後は競艇選手を目指すという。金光の戦績は14戦12勝(7KO)2敗。
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