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病院職員脅迫の疑いで組長を逮捕

2009年04月29日

夜間診療の順番を早めるよう病院職員を脅迫したとして、広島中央署は28日、広島市南区丹那町、指定暴力団共政会系組長、半田良博容疑者(52)を脅迫、暴行、暴力行為等処罰法違反の疑いで、自称同市中区西川口町、同組幹部清木正吾容疑者(35)と自称同区十日市町2丁目、同組員高橋朋嗣容疑者(35)を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕したと発表した。いずれも容疑を否認しているという。
 発表によると、半田容疑者は昨年10月4日午後11時50分ごろ、中区の公立病院で、風邪を引いた孫の診察の順番を早めるため、男性の病院職員(34)に「いつまで待たせるつもりか。お前、許さん。出てこい」と言い、正面玄関付近まで連れ出し、胸ぐらをつかむなどしたうえ、「お前も病院送りにしちゃる」などと脅迫した疑いがある。さらに、3容疑者は共謀し「早く診察できるようにしてこい」などと言い、男性を乗用車に連れ込み、殴るなどの暴行をした疑いが持たれている。男性にけがはなかったという。(村形勘樹)

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