カルデロン

カルデロン演劇集 驚異の魔術師 ほか一篇 (平凡社ライブラリー) THE BUZZING MOSQUITO THE GREAT CANOE インディアンのはこぶね―ベネズエラの伝説

カルデロンかるでろん一般

 フィリピン人の不法入国者アランカルデロンとその妻サラ・カルデロン、その娘のり子・カルデロンを指す。


カルデロン夫婦平成5年にブローカーを通じて他人名義の偽造ビザを入手し、日本に不法入国した。

平成7年に娘、カルデロンのり子が誕生

平成18年に不法入国が発覚し、国外退去命令を受けたものの、処分取消しを求めて訴訟を提起したり、在留特別許可を申請して却下され、そのたびに退去期限延長をくりかえして日本に居座った。


 日本国法務省東京入国管理局が、娘のり子の処遇を斟酌して可能な限りの便宜を図ったにも関わらず、毎度おなじみの左翼極左暴力集団の関与も*1)や人権屋弁護士がむらがり、あの手この手で政府の対応を批判し、犯罪者を援助するその様は一般国民から奇異の目で見られるようになった。また、一部には反日勢力によってカルデロン一家が利用されているという指摘もあった。*2またカルデロン一家のフィリピン親族の多くが、過去日本に不法入国していた、いわば「不法入国一族」の様相を呈していたことが発覚し*3、その倫理観の欠如と遵法精神の欠落、お涙頂戴のマスコミ偏向報道にも批判が集まり、世論調査でもカルデロン一家はフィリピンに帰国するべきであるという意見が大勢を占めた。*4


平成21年4月13日、在留特別許可が出されたのり子のみを日本に残し、両親はフィリピンに出国。


閉鎖されたカルデロンのり子のブログに掲載されていた帰化日本人(元フランス人)の投稿

■だまされないで!!

カルデロンのり子さん

私はフランスから日本に来て正式な手続きをして日本帰化しました。

色々と大変なことがありましたが私が帰化をするときにも人権だとか共生だとかそういうきれいな言葉を使って私を利用しようとする汚い大人達がいました。

彼らがあるとき私に言ったんです。私達は心から日本が嫌いで日本人が憎いのだと。

そういう人たちにとって私達のような日本にいる外国人(特に女の子)は利用できる存在だそうです。

私は日本が大好きですからそういう人達に利用されたくないと思い協力を断りました。

私を利用できないと知ると汚い言葉とともに去っていきました。

今のあなたを見ているとそういう汚い大人達のビジネスに利用されていて、かわいそうで仕方がありません。

今は法律に従ってフィリピンに帰ることがあなたのためです。だまされないでほしい。

このまま日本に残ってもあなたはそういう大人達に利用され傷つけられます。

つらいと思うけど、今は祖国に帰って汚い大人達の手から逃げてほしい。

あなたをテレビで見ましたが本当に素直でかわいい人だと思う。

だから汚い大人のお金もうけになんて付き合わないで、もう一度チャンスを作るためにフィリピンに帰ることがあなたのためになる。そう信じています。

アレン 2009-01-14 16:39:12



カルデロン一家の不法入国の顛末など(自由民主党衆議院議員 赤池まさあき議員のブログから抜粋)

 4月13日(月)は、不法滞在をしていたカルデロン父母がフィリピンへ強制退去処分となる日です。マスコミは各社一斉にその顛末を報道しました。一人娘のノリコさんに焦点をあて、家族を引き裂くことの非情を訴え、在留特別許可の裁量権を持つ法務大臣の「決断」を求める内容となっています。私は、この報道を聞いて、唖然とするばかりです。

カルデロン一家の顛末

 今回の事件の経緯は以下です。平成20年1月17日東京地裁判決文より要約します。

 カルデロン父母はフィリピン生まれで在住時代から恋人関係で、マニラ市内の大学中退して、日本で就労して多くの収入を得るために、ブローカーから他人名義フィリピン旅券を入手して、平成4年に母となるカルデロン・サラ・ビオラが、翌年平成5年に父となるカルデロンアラン・クルズが相次いで不法入国します。さらに、それぞれ、他人名義外国人登録をします。平成7年には長女であるノリコが日本で生まれ、入管法の在留資格取得を申請することなく、長女も不法残留となりました。

カルデロン父の家族は、兄を除いて、両親2人、姉1人が、不法残留歴があります。姉は残留特別許可をもらい、日本にいます。カルデロン母の家族は、弟一人を除いて、両親2人、弟妹の4人に不法在留歴があります。弟と妹の2人は定住者の在留資格を取得して日本にいます。カルデロン父母の両親や家族は、ほとんどが不法入国または不法残留したことがあり、日本において同居もしており、親族関係にある者が感化しあって、集団で入管法違反を繰り返しており、日本法律を遵守しようという意識が極めて希薄であると判決でも指摘されています。

 

 平成13年父が長女ノリコを認知し、平成18年2月父母が婚姻をします。その年の7月母が入国管理法違反により警察逮捕されます。8月に父及び長女が東京入国管理局に出頭し、不法滞在であったことを申告します。9月には母親さいたま地裁において、入管法違反により懲役2年6月執行猶予4年の判決が言い渡され、東京入管に収容されます。10月父及び長女が仮放免となり、11月に一家3名に退去強制令書が発布されます。

 ところが、12月になって一家3名が東京地裁に退去発布処分取消等請求訴訟を提訴します。続いて、入管に再審査情願申立てをします。平成19年5月に母親が仮放免となります。平成20年1月東京地裁において国側が勝訴判決、5月東京高裁においても国側が勝訴判決6月一家3名が最高裁に上告及び上告受理申立てを行います。9月一家3名、最高裁において上告が棄却され、上告不受理の決定がなされ、同日刑が確定したわけです。行政処罰だけでなく、裁判でも適法であることが認定されております。

ブローカーをから他人名義旅券を入手して相次いで不法入国した入管法違反、さらに他人名義外国人登録した外国人登録違反、そして、長女ノリコも在留資格を申請しない入管法違反三重法律違反をしています。驚くことに、両家の家族のほとんどが不法入国、不法残留歴があり、協力し合って日本に入ってきていることです。

 それに対して、法務省国会答弁でも明らかな通り、3月13日までにカルデロン家族3人が強制退去するか、長女ノリコだけは在留特別許可を出してもよいと通告しました。そして、カルデロン一家は長女を残して、父母はフィリピンに強制退去することを選びました。そして、4月13日に父母がフィリピンに強制退去されたということです。

 

法律違反が許されるのか

 今回の問題は3つあると思います。第1は、法務省の対応です。なぜ長女に在留特別許可を出したのか、甚だ疑問です。最高裁判決でも確定した通り、原理原則に則って一家3人を退去強制にすれば良かっただけです。東京地裁判決でも、こどもの権利条約はじめ国際条約違反に当たらないこと。日本で生まれ育ち現地語でできない長女が、フィリピンでは困難に直面するが、それは帰国子女一般にも当てはまることで、両親はフィリピンで生まれ育ち、両親の家族(父には母と兄2人、母には弟と妹2人)がおり、支援が期待でき、長女は子供で柔軟性があり、フィリピンに順応し、困難を克服できると指摘しております。さらに、年少の長女は、自立できるまでの間、両親の扶養を受け、両親と共に生活をするのがその福祉に適うとまでいっています。当然の判決です。

 それにもかかわらず、法務省が「長女はずっと日本で育って、日本で学び、どうしても日本で学業を続けたいという希望がある、本人の血を分けたおじさん、おばさんがすぐ近くにいるということ(不法残留歴があるのに。筆者注)、あるいはごく親しい人たちの監督あるいは養育の環境が整うならば、娘さんだけには在留特別許可を出そうというふうに既に通告している。私どもとしては、この事案についての事情をしんしゃくして、最大限の配慮をした」(3月11日衆議院法務委員会答弁要旨)というのは、法の番人である法務省として、裁量権の逸脱ではないかと言わざるを得ません。

 法務省の資料によると、在留特別許可件数は、平成16年13,239件、17年10,834件、18年9,360件、19年7,388件、20年8,522件となっています。驚くべき数の方々が不法残留にもかかわらず、在留特別許可をもらって日本にいるのです。実態は日本人結婚したり、子供ができたケースがほとんどだそうです。そして、今回の事例のように、ブローカーによる他人名義旅券で不法入国し、外国人登録法まで違反し、両方の家族も常習者となるような悪質な人間でも、子供には罪はないとして、子には在留特別許可を出すとなると、今後そのような事態が多くなることが当然予想されます。日本人子供には甘いとして、不法入国して子供さえをつくれば、子供たけは日本にいることができるという悪しき前例をつくったことになります。

違法行為に加担する「反日マスコミ日本人

 問題の第2は、違法行為に加担するマスコミ報道です。法務省では、マスコミ各社に対して、今回の事情を数度に渡って説明したといいます。しかし、報道の内容は子供が可哀そう、家族を引き裂く日本政府はけしからん、国際条約にも違反するとの扇情的な論調が目立ちました。ある報道機関では確信犯的に報道しているのではないかと思いました。それに法務省の対応が引きずられたのではないかと思います。事実の経緯を踏まえて、冷静な報道を望みたいと思います。

 問題の第3は、違法行為に加担する反日的な日本人存在です。署名集めに協力したり、最高裁まで戦った弁護士費用裁判費用は一体誰が負担しているのでしょうか。事実も知らず人情から協力するのであればまだいいのですが、確信犯的に協力する方々がいたのではないでしょうか。

 以上、カルデロン一家の事件を見ながら、法務行政マスコミなどの在り方を考えました。不法滞在半減プロジェクトによって、5年間で不法残留者が11万人に減少しました。今後、今回の事例が前例とならないように、在留特別許可のガイドラインをしっかり見直し、法を守り国家を守るべき法務行政を、しっかり監視していきたいと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/masaaki_akaike/58471446.html

*1:本稿関連動画を参照せよ

*2:本稿の「閉鎖されたカルデロンのり子のブログに掲載されていた帰化日本人(元フランス人)の投稿」を参照せよ

*3:古舘氏「もしカルデロン一家が自分の親戚だったら、どうでしょうね?みなさん」とお涙頂戴…一方、アラン&サラの親族7名が元不法入国・滞在者と発覚 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1252493.html

*4カルデロンのり子さん、これからどうするべき?アンケート livedoor リスログ http://lislog.livedoor.com/r/22777

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