無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれに研究するブログです

中の人の徒然草188

さて、これからのブログどうしようかな?うーんと・・・ひとまず今までの方針を改めて振り返りつつ考えます。当ブログが目指しているのは「毎日何のネタがアップされているのか分からない玩具箱のようなブログ。」であり、初心者用の記事を積極的に書いている理由は「多くの情報好きと一緒に楽しむ」事が目的だからです。私はディープな内容を好みますが、そういったものは多くの人が好む題材ではありません。なので、初心者用の記事に重みを置いているのです。
それで、初心者とは何かという事なのですが、これが一番難しい。というのも自分が初心者の頃は覚えていないからです。新しい言語や技術を触る時は初心者だと自分では思っていますが、情報処理技術に関する基盤知識がありますので本当の初心者とはいえません。でも思い悩んでいても何も始まりません。そこでひとまず文法の解説から始める事にしました。
書いてみると意外と難しかったです。何が難しいのかというと、専門用語は使えないし、一度に沢山の内容を書けないので内容を絞るのが大変だからです。本当の初心者の気持ちは想像するしかありませんが、きっといきなり専門用語を羅列している記事は読みたくないでしょう。専門用語が分からないから記事を読もうとしているのに、その記事が専門用で書かれていれば誰でも嫌になるでしょう。また、一度に沢山の内容を詰め込んで書かれた記事は、書き手は楽でしょうが、読む方にしてみれば「いきなりそんなに言われても分からない」と感じるでしょう。それに、情報処理技術は全てが繋がっているので、区切りがないと永遠に記事が終わりません。
書いてみるまで分かりませんでしたが、初心者用の記事が一番書くのが難しいですね。ある程度知っている人向けの記事ならば、専門用語を並べて、「逐一言わずともわかるよね」というスタイルで書けばいいので楽なものです。
次にスピードが問題になってきました。当初は1日3記事ぐらいのスピードで書けば、基礎文法が早い段階で済むだろうと考えていたのですが甘かったです。意外と初心者用記事が書くのが難しかったのでこのスピードで書くことは不可能でした。1年で10言語は書けると思ったのですが、結果は見ての通りです。済みません。
それと予想外の事がありました。それは初心者の方が文法よりも「情報処理技術の概念」を求めていた事です。初心者の方に言われて初めて気付いたのですが、確かに文法だけ解説されてもプログラミングは出来ません。文法そのものに面白さを感じる私は気付きませんでした。その点を反省しています。
その反省を踏まえて、これからはもっと初心者向けな楽しいプログラミング記事を書こうと思っています。私は教える事に関しては素人なので色々不備もあるかと思いますが、多くの人に情報処理技術の楽しさや魅力を伝えるべく頑張ります。今までの連載もちゃんと書きますので当ブログを暖かく見守って下さい。
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この記事のコメント

ネタだけ提供しますね。
学校でどのように情報処理を教えるのかが
書かれています。

情報処理学会 コンピュータ科学教育委員会 : 公開文献資料
http://www.sb.cs.meiji.ac.jp/~hikita/csj2007/
2009-05-12 Tue 02:54 | URL | やじゅ #DyFG0RgM[ 内容変更]
やじゅさん有難うございます。
参考にさせていただきます。
2009-05-12 Tue 08:29 | URL | インドリ #-[ 内容変更]
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