【2009年05月11日20時25分 更新】


1.小沢民主党代表辞任・県内の反応
 (05/11 18:48)

民主党の小沢一郎代表が、11日会見を開き、代表辞任を表明しました。衆院選を前にした小沢代表の辞任表明、県内の反応です。(民主党・小沢一郎代表)「政権交代への実現に向け、挙党一致をより強固にするために、あえてこの身を投げ打ち、民主党代表の職を辞することを決意しました」小沢代表はこのように述べ、西松建設による違法献金事件を巡って、公設秘書が逮捕、起訴されたことの責任をとり代表の辞任を表明しました。次期衆院選を前にしての辞任に県内からは様々な声が挙がっています。(県民は)「やっぱり辞めた方が党のためにいいんじゃないですかね」「やはりですか、ちょっと時間がかかったんじゃないかなと言う風に思いますね」「頑張ってましたからね。ちょっと残念ですね。西松からみの件はね。選挙どうなるんでしょうね」一方、民主党県連の井上紀代子代表は、小沢代表の辞任は、「予想されたことだ」としたうえで、次のように述べています。(井上紀代子代表)「自分が代表の座に留まることによって、政権交代をしていくそのプロセスの中に、リスクを背負うようなことがあったときには、小沢代表はきっとおやめになるだろうと思っていた。どのような方が代表になられるかも含めて、どういう考えの下に民主党が結束ができるのかっていうことが、今後また問われるのかなと思う。」(東国原知事)「辞任というよりも、説明責任を果たしていただきたい。やめてくさいものにフタ、選挙に向けてイメージアップとか、そういったことをされると民主党さんの逆にイメージダウンになるんじゃないかという気はしますけどね」


2.新型インフル 日大中が修学旅行延期へ
 (05/11 18:45)

国内初の感染者が確認された、新型インフルエンザです。全国各地で、修学旅行の中止や延期を検討する学校が増えるなか、宮崎市の宮崎日大中学校が、来月予定していたオーストラリアへの修学旅行を、延期する方針を決めたことがわかりました。先週末、厚生労働省は、カナダから帰国した大阪府の高校生と教師のあわせて4人について、国内で初めて、新型インフルエンザへの感染が確認されたと発表しました。また、WHO世界保健機関などによりますと、新型インフルエンザの感染者は、世界30の国と地域で、4600人を超えました。こうしたなか、来月オーストラリアへの修学旅行を予定していた宮崎日大中学校は、11日、緊急の職員会議を開き、修学旅行を延期する方針を決めたということです。(宮崎日大中学校・藤川泰助校長)「延期と言う方向で検討しております。そういう懸念材料が無いときに、思い切って活動させたいと思っておりますので。新型インフルエンザの動きをしっかり見ていこうと思います」一方、県は、国内初の感染が確認されたあとも、新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、従来通りの対応を続けていて、県民に対し、冷静な対応を呼びかけています。(東国原知事)「国を挙げての水際作戦が功を奏していると思います。いまのところ行動規制、集会イベント規制は考えていません。あまり過度に過剰反応されない、パニックが一番恐ろしいので冷静に行動して欲しい」国内初感染が確認された、新型インフルエンザ。2次感染を防ぐためにも、正しい情報と、冷静な行動が求められています。


3.門川中学校「朝食レストラン」
 (05/11 18:44)

朝ごはんをしっかり食べて授業に臨んでもらおうと、門川中学校に、期間限定の「朝食レストラン」が、お目見えしました。朝食会には、新1年生が参加し、地元の食材を使った朝ごはんを味わいました。これは、門川中学校にお目見えした「朝食レストラン」です。朝食レストランは、食育の一環として、門川町が、3年前から行っているもので、今年度は、門川中学校の1年生180人が、朝食の大切さを学びます。(門川町町民課・管理栄養士・岩松麻衣子さん)「勉強がちゃんとできるように朝ごはんを食べてほしいが、じゃあどんなものをどれくらい食べればいいのか分からないと思うので、100点の朝ごはんを実感してもらうのが、今回の目的」朝食は全部で7品。門川特産の金鱧や、とれたてのたけのこなど、地元でとれた旬の食材でつくられています。地元住民が、朝4時過ぎから調理を行い、子どもたちの栄養のバランスを考えた、まさに「理想的な朝食」です。初日は、1年1組の生徒36人が、朝ごはんを食べながら、朝食の大切さやその効果を実感していました。(参加した生徒は)「おいしいです。朝ごはんはちゃんとしっかり食べないといけないと思いました」「1日の栄養になるから(朝食は)大事だと思う」(試食後には、朝食に関する講話も実施)(門川町町民課・管理栄養士・岩松麻衣子さん)「なかなか食べられなかった子もいると思うが、そういう子が家に帰って、この朝食レストランの話をしてもらって、親といっしょに朝ごはんについて考えてもらえたらいいかなと思う」昨年度、県が行ったアンケートによりますと、1割の小中学生が、「朝ごはんを食べない」か「ときどき食べない」と答え、年齢が上がるほど、朝食を抜く傾向が高まっているということです。学力や体力にも影響を及ぼすとされる、朝ごはん。門川中学校では、今月18日まで、「朝食レストラン」を実施することにしています。


4.サンゴ保護でブイ設置
 (05/11 18:47)

日本一の規模とされていた延岡市のオオスリバチサンゴが、大規模に崩壊していた問題で、11日、生息地を守るための「ブイ」が設置されました。延岡市島浦島周辺に群生していたオオスリバチサンゴは、1990年に発見された当時、3メートルほどの大きさのものが、約60個も連なり、日本一の規模とされていました。しかし、去年9月、MRTの取材によって、生息数が6分の1程度に減少していることが判明。MRT報道部では、原因解明のための調査を進めるとともに、保護を訴える要望書を、県や延岡市に提出していました。作業は、延岡市が主体となって、地元漁協と、ダイバーの協力で行われ、南北70メートル、東西25メートルの範囲内に、合わせて6つのブイが設置されました。(延岡市生活環境課・安本潤一課長)「こういう貴重な動植物は、市だけでは守れない。地元の漁協とかダイバーとかいろんな人が一緒になっていかないと守れない。そういう意味では今回よかったと思います」今後、延岡市では、周辺の港や漁協に張り紙をして、ブイの中では、イカリの投入を避けるよう呼びかけるとともに、サンゴの保全にも努めていきたいとしています。


5.宮崎西高OB医師の会が始動
 (05/11 18:44)

医師不足が深刻化する中、県内の医師のネットワークが、本格的に動き始めました。医師ネットワークを活用して地域医療に貢献しようと、宮崎西高校を卒業した医師らが、9日、宮崎市で、初めての医学フォーラムを開きました。先月、日向市で、心肺停止状態で見つかった男性が、救急搬送の際、7つの病院に受け入れを断られ、死亡する事態が起きました。問題の根底にあるのは、「医師不足」と指摘されています。医療に対する県民の不安が広がる中、宮崎西高校を卒業した医師たちが、医師の会をつくり、地域医療に貢献しようとしています。(朝陽会宮崎県医師の会・岩城彰会長・西高1期生)「宮崎だけじゃなくて、全国的に医師不足というのは分かっていたんですけど、それをうまくのりきるには、医師同士が気持ちで繋がって連携していく。それが少しでも地域の方が困ってたときにお役にたてるんじゃないかなと」宮崎西高校は、1974年の開校以来、500人あまりの医師を輩出していて、このうち、約200人は、県内で活躍しています。「朝陽会・宮崎県医師の会」は、地域医療に貢献することを目的に、1期生の呼びかけでおととし結成され、現在約120人の卒業生が、医療機関や診療科の枠を越えて、所属しています。これまで、年に1回のペースで会合を開き、顔の見える関係づくりを進めてきましたが、このネットワークを地域のために活かそうと、9日初めて、県民を対象にした「医学フォーラム」を開きました。フォーラムでは、医師の会に所属している医師が、生活習慣病や乳がんなど、県民の関心が高いテーマで講演したり、健康相談に応じたりしました。フォーラムに参加した医師23人は、全てボランティアです。(参加者は)「医師と一般市民が同じような、フリートーキングに近いかたちができて、よいと思います」「とても良かったです。身近に感じました。話の内容が」会場には、医師を目指す現役の宮崎西高生もかけつけ、地域で活躍する先輩の話に熱心に耳を傾けていました。(現役の宮崎西高校生は)「現場にいる、生の人の声を聞くことが重みが違ったので、いい機会だと思います」「自分も宮崎で医者がやりたいと思ってるので、こういうのがあると、自分も頑張って宮崎に貢献したいと思います」医師不足が深刻化する中、活動を本格化させた宮崎西高OBによる医師の会。今後、そのネットワークが、医師確保や医療レベルの向上などにつながっていくことが期待されています。


6.県地域づくり顕彰授賞式
 (05/11 18:01)

地域振興に貢献した個人や団体を表彰する、「宮崎県地域づくり顕彰」の授賞式が、11日、県庁でありました。授賞式では、東国原知事から3つの団体の代表者に、賞状と副賞15万円が手渡されました。受賞した団体のうち、「中川チューリップの里づくり協議会」は、日之影町中川集落の住民23人が2004年から行っているもので、約2万本のチューリップを植え、年間約2000人の観光客を呼び込んでいます。このほか、「地域づくり顕彰」には、宮崎市の「佐土原町婦人連絡協議会」と、えびの市の「真幸駅友の会」も受賞しました。


7.新富町で衝突事故 3人死傷
 (05/11 19:55)

11日午後3時半ごろ、新富町新田の町道交差点で、普通乗用車と、介護福祉車両が、出合い頭に衝突する事故がありました。この事故で、乗用車に乗っていた、近くの無職、上田シズエさん71歳が死亡したほか、一緒に乗っていた2人も軽いけがをしました。警察で、事故の原因を調べています。


8.メンタルヘルス対策支援センター開所式
 (05/11 17:34)

働く人の心の健康づくりを支援する、メンタルヘルス対策支援センターが、宮崎市に開設されました。この支援センターは、各都道府県の産業保健推進センター内に一斉に開設されたもので、11日は宮崎市で、関係者が出席して、開所式が行われました。センターでは、労働者が抱える心の悩みや、事業主側の課題などについて、精神科医やカウンセラーなどの専門家が相談に応じながら、問題解決へ向けた支援を行います。宮崎産業保健推進センターが、先月実施した調査では、過去3年間に、うつ病など心の健康面での問題があった事業所の割合は44%と、半数近くに上っていて、メンタルヘルス対策支援センターでは、電話とFAX、それにメールで相談を受け付けています。【電話・FAX】0985ー22ー7626。電話は午後1時〜午後5時まで。FAXは24時間対応。【メール】mentaltaisaku@clear.ocn.ne.jp(24時間受付)


9.三股町でひき逃げ・女性重傷
 (05/11 17:34)

10日夜、三股町の町道で、道路を横断していた女性が車にはねられ、両足の骨を折る大けがを負いました。車はそのまま逃走し、警察でひき逃げ事件として捜査しています。10日午後7時半ごろ、三股町新馬場の町道で、近くに住む無職、児玉マル子さん70歳が、横断歩道をわたっていたところ、車にはねられ転倒、両足の骨を折る全治6週間の大けがを負いました。車はそのまま都城市方面へ逃走したということで、警察でひき逃げ事件として捜査しています。現場は、信号機のない交差点で、警察では現在、逃げた車の特徴などについて、付近で聞き込み捜査を行っています。


9.ホタルの里 出の山公園で清掃
 (05/11 17:34)

ホタルの名所として知られる、小林市の出の山公園で、ボランティアによる清掃活動が行われました。11日は、企業や団体などから約80人が参加し、公園内の草を刈ったり、ゴミを拾い集めたりしました。出の山公園のホタルは、平成5年の台風で壊滅的な被害を受けましたが、地道な保護活動で復活し、毎年多くの観光客で賑わっています。出の山公園のホタルは、今月下旬から来月上旬にかけて見ごろを迎えます。


9.日之影デジタル局試験電波
 (05/11 18:56)

日之影中継局で、11日から、地上デジタル放送の試験放送が始まり、日之影町の一部約450世帯で、地上デジタル放送を見ることができるようになりました。本放送は、来月1日からです。これで、すでに本放送を始めたエリアと合わせて、県内の約94%にあたる、約42万3000世帯で、地上デジタル放送が視聴できるようになりました。


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