湿度20%切ってます・・・(^^;;
全く持って乾燥しません。。
これは作業前にチェックした時の画像です。
カメラでは写らないのでごめんなさい。
縦10cm×横4cmのでっかいデポジです。
普通の水染み(デポジ)は撥水の水滴状に鱗型です。
プロの皆さんは、ご存知のとおり水分の無機質被害です。
水道水ぶっかけて放置すれば、屋内でも着きます。
ポットや台所のシンクに付着するのと同じです。
最近の車はこの現象がコーティング加工済みでもそうでなくとも多いと感じません?
一昔、15年〜以上前の車にもありましたが、更に取れにくくなっています。
本来、有機と無機は定着の相性はよくありません。
水と油の理論で分離するので、従来の有機塗料では堆積するだけで固着は少ないです。
でもなぜか最近は、研磨剤で削り落とさないと取れない状況ではないでしょか?
そこが・・・私が言う
塗料がガラスコーティングと言う意味です。
塗料はハイソリッド(低公害塗料)に移り変わりました。
欧州などは酸性雨被害が深刻です。
アジアは黄砂被害が深刻です。
車の塗料は、お国が変われば求める性質も大きく異なります。
ドイツ車などは、歴史的建造物が酸性雨被害を受けだすくらい酸被害を重視。
ですから、塗料の無機質化を高めて保護しています。
日本は、黄砂(アルカリ質)被害があるので微有機塗料となります。
海外ではガラスコーティングが必要ないので導入しません。
逆に
ペルマガードやポリラック・スイスワックスが主流です。
国産で最も欧州車に近い塗装が、レクサスです。
輸出を視野に入れているので、世界基準に合わせています。
そして、マツダの塗装です。
これもまた欧州への輸出を視野に入れているのであちらの環境対策です。
それを知ってか?知らずか?
ガラスコーティング(無機系コート剤)が未だに良いという人たち・・・
見下すとか批判とかしているのではなくて・・・ひとつ聞きたいけどだれも答えない
コーティングって何でするの?
Coating=クリアー塗装/Painting=顔料塗装では?
純正塗装で例えれば、下塗り⇒中塗り⇒上塗りと性質違いますよね?
それは、同性質だと「守る=保護」の意味が無いからですよね?
共に異なる性質だから
混ざらないので積層化されて皮膜に分離しますよね?
乾いた水性絵の具の上に、また同じ絵の具塗ったら混ざりますよね?
これを
戻りと塗装業界では言います。
つい去年まで、マニア高校生呼んで技術習ってた素人だか?プロだか分からない人に・・・
「出直して来い」言われたそうです・・σ(^_^)アタシ
なので言います・・・クリアー塗料の樹脂抜いたら何でしょう?(笑)
うちのグループのメンバーは全員当然しってますよね?・・・知らない??(苦笑)
それが分かれば、今の工法の意味が理解できます。
神戸の業界大先輩がやっている事、言ってることは間違いではないですよ!
だからシングルだけで私たちは仕上げてきたんですから(笑)
デポジの話から反れちゃいましたが、ガラスコーティングの塗装にそれ以上の無機質
乗せたら付くのは当たり前の話です。
耐擦り傷防汚フッ素樹脂クリアーの上に、フッ素塗ったら?
何度も言うけど
3大溶媒原理ね!
水・油・フッ素は単体では混ざらない、同性質は比重分離するが混ざりますね?
下塗り=油/中塗り=水/上塗り=フッ素理想だよね。
全てが同じじゃないけど
高温焼付けと違い、常温効果反応剤で硬化させたフッ素樹脂はかな〜り強いと思います。
建築のような安価塗料などは効果があるだろうけど・・・
フッ素や紫外線吸収剤は、紫外線や熱などで自ら劣化して保護します。
蓮の葉やカルナバロウなどは天然フッ素みたいなもの・・・
分かりやすく言えば、綺麗になるために整形無闇にすれば・・・マイケルジャクソン
劣化や痛みが通常より加速します・・・磨きも同じね。
磨く技術で言えば、6000より1500のほうが艶が出てよい感じになる。
だからと言って1500が良いか?と言えば別問題で艶引けは早い。
コーティングでパッケージするので問題ないだけ。
研磨剤の成分が良いから艶が出るだけ。
塗装より強い性質または同性質は使い方によって順番間違えると塗装を壊す。
お客さんが10年も同じ車を乗り続ける人が居ないから分からないだけ。
高速で走るものだから、人為的劣化と自然劣化の区別がつかないだけ。
そこに逃げ道作って甘んじてきたので足元見られます。
私たちに仕事は、調律師です。
一般人にはわからない感覚の部分です。
調律師のレベルの違いがわかる人たちは・・・音感が優れた一部の人たちだけ・・・
調律師は改造はしない・・・白物家電は壊れにくくて同じ寿命です。
最強はノーマルです・・・ノーマルを維持する仕事です。
結論
塗装の再生(復元)=フッ素&ガラスコート○
塗装を守るコーティング=フッ素&ガラスコート×
ノーマル塗装のデメリットを緩和させる=コーティング加工するのなら
カルナバ系=スイスワックス&ザイモールなど
化学樹脂系=ポリラックなど
性質を良く理解して、組み合わせればそれぞれの性能が発揮されるとおもいます。