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◆大相撲夏場所2日目 ○朝青龍(はたき込み)豊真将●(11日・両国国技館) 横綱・朝青龍(28)=高砂=が東前頭筆頭の豊真将(28)=錣山=を破り連勝スタートを飾った。この日、“天敵”と言われる横綱審議委員会の内館牧子委員(60)が体調面の理由で今場所の観戦を自粛することが判明。場所前の横審総見で快気祝いの抱擁を交わすも「(豊臣)秀吉みたいな人たらし」と指摘された同委員との“再戦”は今場所の土俵外で最大の注目だったが、消滅した。ゴルフ騒動に続く土俵外での雑音を完封。朝青龍ペースで夏場所が進む勢いだ。
朝青龍の心に余裕が戻ってきた。右から張って豊真将の勢いを止め、突き放すとタイミング良くはたき込み。内容は良くないが、土俵際に追い込まれた初日とは一転、相手の動きをしっかり見ての2連勝。「彼とは高校時代の全国大会ベスト16で当たって上手投げで勝ったんだよ」思い出話もするなど口も滑らかだ。
場所前のゴルフで一緒だった鶴竜との初日は、思わぬ形で“大一番”となり、明らかに不機嫌だった。だが、何とか切り抜けたことで早くも有頂天。この日の取組前は、ほかの力士にアドバイスし談笑する余裕も見せた。
追い風となるかもしれない。昨年12月に心臓手術を受けた“天敵”内館牧子横審委員が体調を考慮し、5日目の本場所総見を欠席することが判明した。職務復帰となった4月29日のけいこ総見は出席したが、本場所ではマス席で長時間座ることになるため断念。「まだ体慣らしの状態ですから」と、事務所関係者は説明した。協会には欠席の連絡を入れていて、個人的な観戦も見合わせる予定。場所後の25日に行われる横審には出席する。
内館委員の病状を心配していた朝青龍は先月のけいこ総見終了直後、「元気になって良かったです」とハグで復帰をお祝い。だが、その後、同委員が「(豊臣)秀吉みたいな人たらしだからね」と辛口発言。更に今場所前にゴルフ騒動も起きたことで、場所中の両者の“対決”には注目が集まっていたが、思わぬ形で朝青龍の“不戦勝”となった。
自身の体調面については「まだ2日目だから分からない。先は長い」と話すが、これで周囲から好奇の目が注がれなくなり、土俵に集中できることは確実。白鵬からの賜杯奪回へ、朝青龍の勢いが加速しそうだ。
(2009年5月12日06時01分 スポーツ報知)
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