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「諸君!」に「正論」が広告…最終号でエール交換

長年の盟友にして良きライバル

諸君に正論が広告(クリックで拡大)

 休刊する「諸君!」の“最終号”となった「諸君!」6月号(1日発売)に、同日発売のライバル誌、「正論」6月号の広告が掲載されている。休刊する「諸君!」の最終号でエールの交換が実現したかっこうだ。

 広告はカラー見開き2ページ。「『諸君!』の40年に深甚なる敬意を表します。惜別の思いを決意にかえ、『正論』は“保守”の松明を掲げ続けます」とのメッセージに加え、「諸君!」を創刊した当時の文芸春秋の社長で名編集者とうたわれた池島信平氏のエッセーから「これからは保守派でゆきましょう」とのくだりを引用した。

 広告のコピーを考えた上島嘉郎正論編集長は「正論」6月号に「『諸君!』休刊に思うこと」と題した一文を載せ、「社の枠を超えての“戦友”でもあった」と休刊を惜しんだ。今後の保守論壇について「勝負としての論争の場をつくることが“仕事”だと思っている」と決意を示した。

 一方、「諸君!」の内田博人編集長は最後の編集後記で「長年の盟友にして、良きライバルだった雑誌『正論』にエールを送ります。一層のご健闘を。上島編集長、後はよろしく頼みました」と記した。正論の広告を掲載したことについては「大変光栄なこと。読者から見れば明確なメッセージとなって心強い。安心した気持ちだ」と話している。

ZAKZAK 2009/05/11

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