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闘莉王&阿部流出阻止へ…浦和トップ3会談

看板の上に寝そべってサテライトの練習試合を観戦する田中マルクス闘莉王
看板の上に寝そべってサテライトの練習試合を観戦する田中マルクス闘莉王
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 浦和が主力の流出阻止に向けて、12日にトップ会談を行うことになった。Jリーグが今オフから、契約期間満了選手の移籍金を撤廃することを受けて、橋本光夫社長(60)、信藤健仁チームダイレクター(48)、フォルカー・フィンケ監督(61)が話し合いを持つ。DF田中マルクス闘莉王(28)、MF阿部勇樹(27)らとの契約が今季限りで満了することもあり、早い段階から対策に着手していく。

 橋本社長は4月下旬に正式就任したばかりだが、すでに信藤TDに依頼して、今季限りで浦和との契約を満了する選手のリストをチェック済み。「現体制をバックアップすることが私の役割。選手の編成に口を出すことはないが、現場と情報を共有していくことは大切」と、フィンケ監督、信藤TDとのトップ会談の意図を説明した。

 従来の規定では30歳未満の選手が移籍する場合、契約満了時でも移籍金が発生した。しかし、国際基準と異なるため選手協会が撤廃を要求。Jリーグは契約満了選手の移籍金撤廃を4月の理事会で承認した。6月の日本協会評議員会を経て正式決定となる。新規定では契約満了の半年前から他クラブと交渉できる。大半の選手は1月末までの契約のため前年8月から交渉解禁となる。移行1年目の今季は9月末まで現所属クラブに優先交渉権があるが、交渉開始時期が、従来の契約満了2カ月前から早まることに変わりはない。

 浦和では闘莉王、阿部、坪井、三都主らとの契約が今季限りで満了となる。今回のトップ会談は主力の流出阻止に向けて早い段階から首脳陣の意思疎通を図ることが狙い。闘莉王、阿部らに対する来季の条件が話し合いの核になる見込みだ。欧州クラブも興味を示す闘莉王とは今季まで3年契約で推定年俸は1億円。クラブ側は来季以降も絶対に必要な戦力と考えており、これを上回る条件を提示する公算が高い。

 橋本社長は「現場からの要望があれば、交渉の席につくこともある」と直接出馬も辞さない構えだ。信藤TDは「現場とフロントが密に話し合いを行うことが重要」と今後も定期的にトップ会談を行う方針。昨オフは永井(現清水)、相馬(現マリティモ)ら主力流出が相次いだだけに交渉前に万全の準備を整える。 レッズiPodケース

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年05月12日 ]

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