おそらく期待はずれの動画 (都高段者)
今日は東京都高段者大会でした。
先日ちょっとした試合をしたんですが、アップも何もせずいきなり試合をしてみたら、
驚くほど動きが悪く、引き分けになってしまいました。しかもバテた
今日の午前中はは小山クリニックの小山郁先生に誘われ、
クロストレーニングなるものを受講してきました。
受講者の殆どは空手の方ではありますが、色んな競技のトレーニング法を学び、
それぞれの分野に生かそうというのが目的です。
なので僕も柔道(寝技)のトレーニング法なども紹介しつつ、汗を流してきました。
面白かったのは、色んなところで共通する部分があったところです。
腰を安定させ、ひねり動作を入れることで攻撃力を増すだとか、
受けの動作で、相手の攻撃をいなす点です。
柔道も腰を安定させ、軸がぶれないように技を掛けないと駄目ですよね。
基本的に柔道は引く動作が多いので、僕の突きや蹴りはへなちょこでした。
思ったより、蹴り足って上がらないものですね。上がっても威力がない・・・
僕自身、柔術などの他競技を知ることによって、飛躍的に柔道の技術が伸びました。
そういった点からも、他競技から学ぶ点は沢山ありますね。
また暇なときは参加していこうと思います。
(中華料理、ご馳走様でした!)
※ベトナム料理「カンボジア」←どっちだよ!
※『暴力に立ち向かい、平和を実現する愛を武道という』良い言葉です
そんなわけで、充分身体が暖まった状態で講道館に入りました。
いつでも試合ができる状態です。蹴りのお陰で、股関節もイイ具合に解れています。
いや、若干疲れていたかも?
会場に着くと、お馴染みの先生方が沢山いらっしゃいます。
とりあえず、少年指導をしている先生方を中心に
『今度、都市大付属の教員になりました!』
と言って、それとなくご挨拶をする。いわゆる種蒔き活動です。
また足立学園時代の先輩・ハワイアンも四段で出場、
せっかくの巨漢を生かせず負けてしまったとか
幼なじみで足立学園同級生のハリも四段の部で出場、
講道館杯出場、全日本学生ベスト8の彼ですが、
終了間際に有効をとられ、ガックリ肩を落としていました。(左端。安座しているハリ)
さて僕の試合です。
僕はスカッとしていますが、考えてみたらDVDの素材として使えませんし、
読者もこれは望んでいないかもしれません。
望まれない一本勝ち。投げちゃったんですよね
袖車絞用に袖の長い柔道着を着ていると、袖を絞る組み手の人に苦労します。
こればっかりは仕方がないことなんですが、組まないと始まりません。
クロストレーニングのお陰で、身体は充分に解れていたのと、
先輩や同級生に囲まれ、非常にリラックスして試合に臨めました。
最初、春日ロックと腕挫脚固を狙いますが、こちらはもう映像素材が充分なので、
深追いせずに仕切り直しました。
再び組み手争いの中、自然と身体が動きました。
1.2.3!で入るのではなく、軸足から一歩ではいる内股です。
非常に早く技に入れます。
腰で跳ね上げているので、跳腰という先生もいらっしゃるかもしれません。
またこの技は、引き手と釣手の使い方が特殊で、基本を全く度外視しています。
引き手は引き上げるのではなく、下げる
釣手は釣り上げるのではなく、肘を上げて胸を合わせる。
変な感じですが、充分相手を前に引き崩せます。
釣手を執拗に絞る組み手をする相手には、この技が非常に有効なんです。
実は昔、60kg級で活躍した乙黒選手の内股をマネした入り方なんです。
このブログを見ている方は、僕の固技動画に期待していると思いますので、
ちょっと期待はずれかもしれません。
たまにはこういうのも許してください。
「小室もたまには投げれるんだね」というご愛敬で。現在9.3点!
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