2009年5月11日21時56分
「梅丘寿司(ずし)」で知られる人気すし店「美登利総本店」(本店・東京都世田谷区)の都内の関連2店舗が持ち帰り用のすしの消費期限を改ざんしていたとして、港区が今月1日に食品衛生法違反(表示違反)の疑いで立ち入り検査していたことがわかった。
みなと保健所などによると、改ざんがあったのは、同店の関連会社「活美登利」が「ピーコックストア」の青山店と三田伊皿子店(いずれも港区)に出店した「美登利寿司」で、ともに5日から営業を自粛している。
青山店では「竹にぎり」の消費期限シールを「18時」「20時」から「翌午前0時」に、三田店ではともに3カン入りの赤貝と活アオリイカのシールを「19時」から「翌午前0時」に張り替えていた。改ざんは2月ごろから行われていたという。
同ストアお客様相談室(0120・602・513)には、これまでに健康被害の連絡はないという。