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韓国企業の業績、為替効果除けば日米欧以下

 昨年の世界的な景気低迷の中で、為替要因を除けば、韓国企業の業績は外国企業より不振だったとの分析が示された。

 LG経済研究院は10日、「最近のグローバル企業と韓国企業の経営成果比較」と題したリポートで、韓国企業の業績をドル換算で計算すると、欧米、日本に劣るとの分析を示した。

 同研究院は経済専門紙フォーブスが選んだ主要2000社を対象に分析を行った。自国通貨ベースで韓国企業の前年比の増収率は、2007年の13.2%から08年は24.3%へと上昇した。これに対し、円高のあおりを受けた日本企業の増収率は6.9%から0.5%に低下した。米国企業の増収率は8.5%から7.8%に、欧州企業の増収率は7.3%から5.4%にそれぞれ鈍化した。しかし、為替要因を除いたドルベースでは状況が一変する。韓国企業の増収率は16.4%から5.1%に大きく低下したのに対し、日本企業は5.6%から14.4%へと上昇。欧州企業は17.0%から13.1%に鈍化したものの、韓国企業よりは好業績だった。

金栄慎(キム・ヨンジン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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