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野良猫に餌やりでトラブル 訴えられた将棋・加藤元名人の「言い分」 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:変な事件
「非常に微妙な問題で、お答えできない。裁判で明らかにする」
−−集合住宅の全世帯を敵に回したが
「1対9だからといって、9が正しいとはかぎらない。私は長年、信念を持って猫の世話をしてきた。行政の指導も仰いでいる。今後も粛々と猫の世話を続けるだけ」
■ ■ ■
加藤さんは、昭和57年から1期、名人位に就いた。
加藤さんを訴えたのは、東京都三鷹市にある自宅の集合住宅の管理組合や住民。加藤さんに対し、野良猫に餌を与え続けているのは規約に違反するとして、餌やり中止と慰謝料など約640万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁八王子支部に起こした。
訴状によると、加藤さんは平成5年ごろから、2階建て集合住宅の自宅玄関前や庭で、野良猫に餌を与えるようになった。集まる猫が一時的に十数匹に達し、住民は汚れや異臭、自動車の屋根を傷つけられる被害を受けたとしている。
管理組合側は14年11月、居住者に迷惑を及ぼす恐れのある動物の飼育禁止を定めた規約に違反するとして、加藤さんにやめるよう求めたという。
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