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新型インフル、中国でも感染疑い例 成田経由で帰国の学生

 【北京=尾崎実】新華社電によれば、中国衛生省は10日、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染疑い例が四川省で報告されたと発表した。米国から日本の成田空港経由で帰国した学生で、香港を除いては中国初の疑い例になる。日本時間10日午後11時半までに新型インフルエンザの感染が確認された国・地域は30に達し、9日には米国で3人目の死者が確認された。

 新華社電によれば感染の疑いがあるのは30歳の男性。7日米国から東京に到着。8日夜、成田空港発のノースウエスト航空29便に乗り、9日未明に北京に到着。国内線に乗り継ぎ、四川省成都に到着した。北京からの機中でのどの痛みなどの症状があり、病院に直行して検査を受けた。

 新たにノルウェーでも感染者が見つかったほか、欧州疾病予防センター(ECDC)は10日、英国やスペインで国内感染が広がっているとの報告書を発表した。(00:23)

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