2日にがん性リンパ管症のため58歳で亡くなった忌野清志郎さん(本名・栗原清志)の本葬が9日、東京・青山葬儀所でライブ葬「青山ロックンロールショー」として営まれた。
式場には清志郎さんの思い出の品が多数展示され、即席の“忌野記念館”となった。とりわけ目立つのは、ギターをもった約10メートルの巨大うさぎのバルーン。90年代に清志郎さんの日本武道館公演のステージを飾ったもので、デザインも清志郎さんが手掛けた。ほかにも、ザ・タイマーズのヘルメットや闘病中にファンから贈られた千羽鶴、CDやライブの宣伝用ポスターなどが“ロック葬”に花を添え、見入るファンもその時々を思い出し感慨深げだった。