「修斗」（１０日、ＪＣＢホール）
前日計量が９日、都内で行われた。修斗のカリスマ・佐藤ルミナの挑戦を受けて２０周年大会のメーンを締める世界ライト級王者・リオン武は「単純にうれしい。僕とルミナさんなら20年の歴史を感じるような試合ができる」と自信まんまん。今回は五味、朴光哲、石田、廣田ら他団体に戦場を移していた選手も顔をそろえる“オールスター戦”とあって「みんな戻ってきてくれてうれしい。修斗はすごいなっていうところを見せられると思う。他の選手に恥じない試合をしたい」と、現役代表としての気概を示した。
キャリアでは９年下の王者に挑むルミナは「やってる人間からすると組み際とか離れ際とか、際際がすごくうまい。練習でも最近はぜんぜん勝てなくなった」と、勢いの差は否定しなかったが「ドーン、といくしかない」と、いつも通り速攻でいくことを宣言。また「ものすごく意味がある重要な大会でのメーンで『これぞ修斗』という試合を見せたい。変な試合は絶対しません。記念すべき大会で必要とされるなら、メーンにふさわしい盛り上がる試合を何が何でもしたい」と、責任も感じていた。