百日咳の患者報告数が増加、成人への感染拡大―感染研
百日咳の患者報告数が近年、増加傾向にある。国立感染症研究所感染症情報センターによると、昨年の百日咳小児科定点累積報告数は、2007年の2.3倍。中でも成人の報告割合が増えているという。
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同センターによると、昨年の百日咳小児科定点累積報告数は6749例で、07年の2926例から大幅に増加。05年の1355例と比較すると、約5倍となっている=グラフ=。
特に20歳以上の成人の報告数が増加しており、小児科定点からの報告であるにもかかわらず、昨年の6749例に占める成人の割合は36.7%に上ったという。
同センターでは、百日咳の報告数が増加していることについて、3月末に開いた勉強会で、「過去の小児を中心とした流行形態が変化してきている」と指摘。日本だけでなく、欧米の先進国でも、「大人の方にシフトしている」としている。
同センターでは、「現在の小児科定点のみの発生動向調査だけでは、その実態を正確に把握することは困難」として、成人層を中心とした患者発生状況をより明らかにするため、昨年5月から「百日咳発生DB(データベース):全国の百日咳発生状況」を開設。百日咳を診断した医師に対し、情報の登録を呼び掛けている。
詳しくは国立感染症研究所感染症情報センターのホームページ。
http://idsc.nih.go.jp/disease/pertussis/pertu-db.html
更新:2009/05/08 16:59 キャリアブレイン
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