セーフモード(Safe Mode)ってなに?
Windowsを最小限の構成で起動するためのモードです。余計なプログラムが起動しない状態で起動しますけど、画面が小さいので、初めて見た人は一瞬戸惑うでしょう。
たとえばなにかのアプリケーションのインストールに失敗して、PCが起動できなくなったとします。このセーフモードなら起動でき、そのアプリケーションをアンインストールすることができるかもしれません。
またウイルスやトロイなどに感染したときに、そのファイルを直接削除しようとしても、「使用中のファイルなので削除できません」のような表示がでることがあります。タスクから終了させても、また勝手にそのプログラムが起動して結局削除できなかったり。
このようなときはセーフモードで起動してアンチウイルスソフトでスキャンすることで、ファイルを削除できるかもしれません。
Windows 95 [F8]
Windows 98 [Ctrl]
Windows Me [Ctrl]
Windows 2000 [F8]
Windows XP [F8]
タイミングが合えば、Windows Startup Menu (起動メニュー) が表示されます(OSやプリインストール機種により異なるかもしれません)。
1. Normal
2. Logged (BOOTLOG.TXT)
3. Safe mode
4. Safe mode with comfirmation
5. Command Prompt Only
[Safe Mode(もしくは、セーフモード)]を選択して[Enter]キーを押してください。
キーボードのタイプを選択するように要求されます。
大抵の日本人の方は106 日本語キーボードでしょう(その場合は[半角/全角]ボタンを押してください)。
そしてSafe Mode(セーフモード)が起動します。
あまり知られていませんけど。[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を2回押してユーザー名を入力すれば、制限ユーザーでもログオンすることができるでしょう。
[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [msconfig] - [enter] - [全般タブ] - [詳細設定] - [スタートアップメニューを使用可能にする]にチェックを入れる。
Windows XP
[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [msconfig] - [enter] - [BOOT.INIタブ] - [ブートオプションの項目のSafeBootにチェックを入れる] - [OK] - [再起動]
たとえばなにかのアプリケーションのインストールに失敗して、PCが起動できなくなったとします。このセーフモードなら起動でき、そのアプリケーションをアンインストールすることができるかもしれません。
またウイルスやトロイなどに感染したときに、そのファイルを直接削除しようとしても、「使用中のファイルなので削除できません」のような表示がでることがあります。タスクから終了させても、また勝手にそのプログラムが起動して結局削除できなかったり。
このようなときはセーフモードで起動してアンチウイルスソフトでスキャンすることで、ファイルを削除できるかもしれません。
それではセーフモードで起動してみましょう♪
PCの電源を入れて、メーカーのロゴが消えた直後に(Windowsの起動画面が表示される前に)、以下のキーを押します。早すぎても遅すぎても駄目です(通常どおりに起動してしまいます)。Windows 95 [F8]
Windows 98 [Ctrl]
Windows Me [Ctrl]
Windows 2000 [F8]
Windows XP [F8]
タイミングが合えば、Windows Startup Menu (起動メニュー) が表示されます(OSやプリインストール機種により異なるかもしれません)。
1. Normal
2. Logged (BOOTLOG.TXT)
3. Safe mode
4. Safe mode with comfirmation
5. Command Prompt Only
Windows XPでは、このような画面になります。
Windows 拡張オプション メニュー オプションを選択してください: セーフモード セーフモードとネットワーク セーフモードとコマンド プロンプト ブートのログ作成を有効にする VGA モードを有効にする 前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定) ディレクトリ サービス 復元モード(Windows DC のみ) デバック モード Windows を通常起動する 再起動する OS 選択メニューに戻る |
[Safe Mode(もしくは、セーフモード)]を選択して[Enter]キーを押してください。
キーボードのタイプを選択するように要求されます。
大抵の日本人の方は106 日本語キーボードでしょう(その場合は[半角/全角]ボタンを押してください)。
そしてSafe Mode(セーフモード)が起動します。
セーフモードで起動できない? - XPの制限ユーザー
ユーザーが与えられている権限によっては、Safe Modeで[ようこそ画面]からはそのままではログオンできません。セーフモードで起動しても、[ようこそ画面]には制限ユーザーのアカウントは表示されないからです。あまり知られていませんけど。[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を2回押してユーザー名を入力すれば、制限ユーザーでもログオンすることができるでしょう。
キーを押すのが面倒、起動時に選択画面が自動的に表示されるようにしたい!
Windows 98・Me[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [msconfig] - [enter] - [全般タブ] - [詳細設定] - [スタートアップメニューを使用可能にする]にチェックを入れる。
Windows XP
[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [msconfig] - [enter] - [BOOT.INIタブ] - [ブートオプションの項目のSafeBootにチェックを入れる] - [OK] - [再起動]
MS-DOSモードってなに?
Windows 9xにはMS-DOSが搭載されています。これを利用して起動する方法です。
OSが起動しなくなってどうしても駄目な時のファイル救出やMBRの修復、便利なコマンドの[scanreg /restore]を実行する時に使います。
Windows 95・98にてMS-DOSモードで起動するには、Windows Startup Menu (起動メニュー) で[Command Prompt Only]を選択してください。
またWindows Meなら、起動フロッピーディスク([コントロールパネル] - [アプリケーションの追加と削除] - [起動ディスク]で作成します)をフロッピーディスクドライブに入れて電源を投入し、フロッピーから起動して選択してください。
Windows 2000やXPは32ビットOSですから、パソコンの起動メニューからMS-DOSモードで起動することはできません。
Windows 9x系OSはMS-DOS上で動作しており、MS-DOSプロンプトはこれを呼び出すものです。
Windows NT系ではMS-DOSは関係ありません。2000/XPのコマンドプロンプトは、MS-DOSを再現するエミュレータ−のようなものです。
以下の手順で起動します。
Windows 98なら、[スタート] - [プログラム] - [MS-DOSプロンプト]。
Windows Meなら、[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [MS-DOSプロンプト]。
Windows 2000やXPなら、[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンドプロンプト]。
MS-DOSやWindows3.1のアプリケーションは16ビットアプリですけど、Windows 2000で扱うアプリケーションは32bitアプリです。
コマンドプロンプト(\WINNT\SYSTEM32\cdm.exe)は32bitアプリで、MS-DOS状の機能を提供するものです。機能面では幾つかのコマンドは無くなりましたけど、MS-DOSプロンプトよりも充実しています。
でもMS-DOSプロンプト(\WINNT\SYSTEM32\COMMAND.COM)はWindows 2000/XPにも入っていました。なぜなんでしょう?よくわかりません。
Windows2000で16bitアプリケーションを利用するとき、このCOMMAND.COMを利用するようです。
このとき一緒に、NTVDM(NT Virtual DOS Machine)(ntvdm.exe)というエミュレータ−状のものが利用されるみたいです。
OSが起動しなくなってどうしても駄目な時のファイル救出やMBRの修復、便利なコマンドの[scanreg /restore]を実行する時に使います。
Windows 95・98にてMS-DOSモードで起動するには、Windows Startup Menu (起動メニュー) で[Command Prompt Only]を選択してください。
またWindows Meなら、起動フロッピーディスク([コントロールパネル] - [アプリケーションの追加と削除] - [起動ディスク]で作成します)をフロッピーディスクドライブに入れて電源を投入し、フロッピーから起動して選択してください。
Windows 2000やXPは32ビットOSですから、パソコンの起動メニューからMS-DOSモードで起動することはできません。
ちょっと違うもの - DOS窓(コマンドウィンドウ)
通常DOS窓と呼ばれるものは、MS-DOSモードではありません。Windows 9x系OSはMS-DOS上で動作しており、MS-DOSプロンプトはこれを呼び出すものです。
Windows NT系ではMS-DOSは関係ありません。2000/XPのコマンドプロンプトは、MS-DOSを再現するエミュレータ−のようなものです。
以下の手順で起動します。
Windows 98なら、[スタート] - [プログラム] - [MS-DOSプロンプト]。
Windows Meなら、[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [MS-DOSプロンプト]。
Windows 2000やXPなら、[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [コマンドプロンプト]。
調べたけど、まだまだよくわからないこと
Windows2000/XPで使われるNTカーネルは32bitベースであり、OSは16ビットコードを利用しません。Windows 9x系と違い、Windows 2000/XPは基本的には16bitアプリには対応していません。MS-DOSやWindows3.1のアプリケーションは16ビットアプリですけど、Windows 2000で扱うアプリケーションは32bitアプリです。
コマンドプロンプト(\WINNT\SYSTEM32\cdm.exe)は32bitアプリで、MS-DOS状の機能を提供するものです。機能面では幾つかのコマンドは無くなりましたけど、MS-DOSプロンプトよりも充実しています。
でもMS-DOSプロンプト(\WINNT\SYSTEM32\COMMAND.COM)はWindows 2000/XPにも入っていました。なぜなんでしょう?よくわかりません。
Windows2000で16bitアプリケーションを利用するとき、このCOMMAND.COMを利用するようです。
このとき一緒に、NTVDM(NT Virtual DOS Machine)(ntvdm.exe)というエミュレータ−状のものが利用されるみたいです。