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24時間体制黄信号 いのちの電話 相談員申し込み激減
【写真】ひっきりなしにかかってくる電話に対応する相談員。ここ数年、数が足りない状況が続いている=佐賀いのちの電話

 「佐賀いのちの電話」の相談員養成講座への申し込みが激減、24時間の相談体制維持に“黄信号”がともっている。4月末現在の申込数は24人で、最も多かった2003年の126人の2割にとどまる。相談員不足のため深夜の相談に“空白”の時間帯が生まれ始めており、相談員養成が喫緊の課題だった。事務局は8日の講座申込締め切り日の延長も検討、受講を呼び掛ける。

 同電話の相談員登録者数は、1月現在で145人。1日を3時間ずつの8コマに分け、2回線の電話で相談を受けている。

 単純に人数割りすると「1人月3コマ」で24時間体制が維持できるが、実際は仕事や親の介護など家庭の都合があり、3コマをこなせるのは50人程度。深夜はできない人も多く、午前1-4時、同4-7時の時間帯は、昨年末から相談員不在となる時間帯も出てきた。現状をベースに考えると、あと50人ほど、相談員が必要という。

 相談員の増加を目指し、07年度からは、3段階の育成講座のうち、第2課程にあたる「養成講座」の受講料(約2万円)を県などの補助で、無料受講できるようにした。受講者は増えたが、受講修了者は6-7割と、例年の9割を大幅に下回り、相談員増につながらなかった。「受講費を負担してでも勉強したいという意欲のある人に来てほしい」(吉木一雄事務局長)と、本年度まで続く予定だった補助を返上、自費受講の形に戻した。

 養成講座は、9日に始まる第1課程が3カ月、計15回で「ストレスと心の病」「カウンセリングマインド」などを学ぶ。第2課程は6カ月、計25回。いずれも水曜夜と土曜の2コースを設け、受講者が選択できる。講座は3月までで、2段階修了までの受講料は約4万5000円。

 昨年の相談件数は1万8127件、そのうち自殺をほのめかす電話は8%にあたる1483件と過去最多だった。吉木事務局は「一本の電話で救われる命もある。こうした厳しい社会状況だからこそ、協力をお願いしたい」と受講を呼び掛ける。

【写真】ひっきりなしにかかってくる電話に対応する相談員。ここ数年、数が足りない状況が続いている=佐賀いのちの電話

2009年05月07日更新
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