2009年 5月 9日
新型インフル感染確認でエリアの対応は
国内で初の新型インフルエンザ感染が9日、確認されました。岡山県では県民に冷静な対応を呼びかけています。感染が確認されたのは先月24日から短期留学でカナダ・オンタリオ州のオークビルに滞在しアメリカ・デトロイト経由で8日午後成田空港に到着した大阪府立高校の10代の男子高校生2人と引率した40代の男性教員のあわせて3人です。現在、指定の医療機関で治療を受けています。これを受けて岡山県は8日、記者会見し、県民に冷静な対応を呼びかけました。岡山県によりますと、感染者の乗った航空便の同乗者で、県内に在住している人はいないということです。岡山県の発熱相談センターには先月28日の開設から8日までに542件の相談が寄せられるということです。一方、香川県では9日午後、関係する課の課長らで作る新型インフルエンザ対策本部の第3回幹事会を開きました。会議では、検疫法に基づき宿泊施設で、経過観察している49人の中に香川県関係者が含まれているかどうかを厚生労働省が公表していないことや、その他の342人の乗客の中に、香川県関係者はいなかったことなどが報告されました。この他、県民に注意を呼びかけるチラシを企業などに配布することや、県の広報誌を利用して香川県下全ての39万5千世帯にチラシを配ることを決め、引き続き、県として万全の対応を取ることを確認しました。

岡山県で今年初の真夏日
岡山県は9日、初夏の陽気となりました。高梁市などでは今年初めて、日中の最高気温が30度を超える真夏日となりました。9日の瀬戸内は、日本の南海上に中心を持つ移動性の高気圧に広く覆われ日中の気温はぐんぐん上がりました。日中の最高気温は、真庭市久世で31.4度、高梁市で30.9度、津山市でも30.1度と各地で、今年初めての真夏日となりました。このうち、高梁市では午後になって気温が30度を超え、水遊びをする子供たちや、涼を求めてかき氷を食べる人の姿が見られました。10日も高気圧の影響で日中、気温は30度近くまで上がり、暑い1日になりそうだということです。

コンビニ強盗で男を再逮捕
先月、笠岡市で発生した強盗事件で逮捕・起訴された男が、倉敷市のコンビニ強盗事件の犯行を認める供述をし、9日、警察に再逮捕されました。強盗の疑いで再逮捕されたのは、住所不定、無職の山本健二容疑者(32)です。警察の調べによりますと山本容疑者は3月17日の未明に倉敷市黒崎のサンクス倉敷黒崎店に押し入り、40歳の店長に果物ナイフのような刃物を突きつけ、現金15万円を奪って逃走した疑いです。警察の調べで山本容疑者の車から逃走車に投げつけられた防犯用カラーボールがあたった跡が見つかり、追及したところ犯行を認める供述をし、容疑が固まったため再逮捕したものです。山本容疑者は先月3日に笠岡市のコンビニエンスストアで、店員を刃物で脅しタバコ1箱を奪った強盗事件で、逮捕・起訴されていました。

高松天満屋で初夏の北海道物産展
初夏の北海道の味覚が勢ぞろいした物産展が、高松市のデパートで開かれています。高松天満屋では、北海道の物産展を毎年3月と10月に開催していますが、全国各地の物産展の中で、北海道が一番人気があることから、今回、初めて5月に開いたものです。会場には、44店が出店していて、北海道産の米粉を使った真っ白なロールケーキやプリン味のドーナツなど初お目見えの6店が含まれています。タラバガニを贅沢に使った手打ちパスタや、アワビやイクラなど、新鮮なネタを使った握りずしも味わえるコーナーも設けられ、買い物客が、北海道の味覚を堪能していました。この北海道物産展は、高松天満屋で今月19日まで開かれています。