民主党の小沢一郎代表は21日の記者会見で、西松建設による違法献金事件に関する国民への説明について、「私のやっていることは本質的にタウンミーティングだと思っている。私流に今後も変わりなく進めていきたい」と述べ、20日に再開した地方行脚を進めていく中で果たせるとの認識を示した。タウンミーティングは、鳩山由紀夫幹事長が一般有権者との直接対話の方法として提案していたが、こうした方法はとらない考えを示したものだ。
小沢氏は自ら提唱した企業・団体献金の全面禁止に関し、「選挙の公約にも総意でうたうようになるのではないか。それが一番良い(国民への)回答だ」と述べた。【渡辺創】
毎日新聞 2009年4月22日 東京朝刊