9日に国内で初めて新型インフルエンザの感染が確認された3人と行動を共にしていた1人が、新型インフルエンザに感染していたことが確認された。国内で新型インフルエンザの感染が確認されたのは、計4人となる。 厚労省によると、新型インフルエンザに感染していることが新たにわかったのは、大阪・寝屋川市の府立高校の男子高校生。この男子高校生は、9日に感染が確認された3人と共にカナダに滞在し、8日に帰国したが、千葉・成田市内のホテルで留め置かれていた9日午後に体調不良を訴えたため、病院に搬送された。国立感染症研究所は9日から詳細な遺伝子検査を行った結果、この男子高校生も新型インフルエンザに感染していることが確認された。男子高校生は9日午後3時の時点で38℃の熱があり、せきなどの症状が出ているという。
一方、9日に感染が確認された1人の生徒の周辺に座っていて、本来は「停留」の対象だった12人の乗客については、すでに全員と連絡がとれ、今のところ、新型インフルエンザの感染が疑われる症状は出ていないという。