岡山放送局

2009年5月9日 21時58分更新

高校生らが看護の仕事体験

5月12日の「看護の日」を前に、岡山市の病院で高校生らが看護の仕事を体験する教室が開かれました。

岡山市北区の岡山済生会総合病院が若い人たちに看護の仕事に関心を持ってもらおうと、5月12日の「看護の日」を前に開いたもので県内各地から応募した高校生など60人余りが参加しました。

白衣に着替えた参加者たちは、はじめに病院内の施設を見学し、ヘリコプターで運ばれてきた患者を受け入れるため、病院の屋上に設けられたヘリポートなどを見て回りました。

このあと実際に看護の仕事を体験し、看護師から指導を受けながらベッドに寝ている患者を車いすに乗せて手で押しながら病院内を移動していました。
また、手動の血圧測定器で血圧を測る仕事も体験し、ポンプを使って患者の腕に圧力をかけたあと、聴診器で脈の音を聞いていました。

参加した高校生の1人は、「初めての経験で緊張しました。将来、看護師になりたいと思っているので看護の仕事についてもっと勉強したいと思います」と話していました。