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【新型インフル】高校側、大阪府教委に生徒らの病状報告伝えず (1/2ページ)
カナダでの短期留学から成田空港に帰国した大阪府寝屋川市の府立高校の生徒2人と引率教諭1人が新型インフルエンザに感染した問題で、この高校が、生徒らの発熱などを伝えるメールを現地の教諭から3回にわたって受け取っていたにもかかわらず、府教育委員会への連絡を怠っていたことが9日、分かった。府教委は、生徒らに疑わしい症状がみられた場合は連絡するよう全府立学校に文書で通知しているが、連携不足が浮き彫りにされた格好だ。
府教委によると、帰国後に感染が確認された引率教諭から日本時間6日正午過ぎ、生徒1人が熱を出したことを伝えるメールが教頭の携帯電話に届いた。その後もメールで「生徒が現地の病院を受診した」(同6日午後11時41分)、「熱が下がった」(同7日午後8時53分)という内容の報告があり、帰国後、この生徒は新型インフルエンザに感染していたと判明した。7日夜のメールには、教諭自身に37・1度の熱があることも記されていた。
教頭は受信の直後か翌朝にはメールの内容を校長に伝えたが、校長は府教委に報告していなかった。
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