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また一緒に、と思ってしまう 清志郎さん葬儀・仲間たち(2/3ページ)

2009年5月9日17時10分

写真:葬儀後、取材に応じる及川光博さん=青山葬儀所、高津祐典撮影葬儀後、取材に応じる及川光博さん=青山葬儀所、高津祐典撮影

写真:葬儀後、取材に応じる鶴見辰吾さん=青山葬儀所、高津祐典撮影葬儀後、取材に応じる鶴見辰吾さん=青山葬儀所、高津祐典撮影

◆同じ自転車の趣味を持つ俳優・鶴見辰吾さんの一問一答

――とうとうお別れになってしまいました。

 残念ですね。清志郎さんは自転車を乗っていて、自転車名人という称号をもっていて。僕は2代目で、自転車つながりです。

―― 一番の思い出は?

 結局一緒に走ろうと言っていてできなかった。高校の時から音楽を聴いて、原発のことだったりとか問題意識を持つようになって、ずいぶん、いろいろと感動させてもらった。

――音楽葬という形だったが。

 異例の葬儀だったんですが、清志郎さんの人柄がすごく出ていた素晴らしい葬儀だったと思う。

――最後にどんな言葉を?

 ありがとうございました。これからも清志郎さんの音楽を心の中で奏でながら、僕も頑張りたいと思います、と。

――58歳は若いですね。

 そうですね。本当に。

◆故・手塚治虫さんの長女でプランニングプロデューサーの手塚るみ子さん

 手塚るみ子さんは、ABC放送で担当しているラジオ番組「アース・ドリーミング」のイメージソングを清志郎さんに作ったもらった。「清志郎さんは手塚のファンで、父の生誕70年記念のトリビュートアルバムにも参加していただき、『ジェッターマルス』の主題歌を歌ってくれました。私もRCのときからずっとファン。直接お話をしてみると、ステージと違ってやわらかで。でもスタジオに入って歌うとやっぱり清志郎さん。私のラジオ番組でも、『ガラスの地球を救え』という父のメッセージに沿ったラフィータフィーの『ユーモア』を提供して下さったり、ゲスト出演してくれたりしました。復活して下さるのを待っていたんですけど……。そのうち父から直接お礼を伝えてほしいです」

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