このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージ・意見等は、本欄の右側欄のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員(アメンバー読者ではありません)に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元情報(会員ID等の表示があります)は、サイバーエージェントによって管理されています。USA版も暫定的に公開中です。

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Thu, April 23, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】準備中の学術セミナーの実施内容-荷電粒子照射ガン治療モンテカルロシミュレーション-

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Thu, April 23, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】6月下旬と7月下旬に開催される各種学術セミナーの実施内容

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【事務所報告】これらのセミナーに参加する前に、モンテカルロ基礎理論セミナー(5/28-29)を受講しておくと、分かりやすくなります。



「第19回モンテカルロ法による中性子遮蔽安全解析セミナー」開催案内-WW法最適ウェイト下限値推定法-

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

10:00-11:00 MCNP WWG理論(衝突確率調整法含む)
11:00-12:00 MCNP-4C2インストール及び最も簡単な鉄球体系での計算演習
13:00-15:00 FNS 14MeV中性子の鉄深層透過問題(1m)計算演習
15:00-16:00 核分裂中性子の鉄及びコンクリート深層透過問題(1m)計算演習
16:00-16:30 質疑応答

(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)テキスト 当日配布
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子遮蔽計算をしたい者(大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)実施日時場所 2009年6月29日(月)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)

(9)参加費 10000円

(10)締め切り 2009年6月26日(金)
(11)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(12)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



「第17回モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全セミナー」開催案内


(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

1日目(初歩的計算)
10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2インストール及び最も簡単な球体系での臨界固有値計算演習
13:00-14:00 JCO沈殿槽事故時U溶液体系及びその他の実施設臨界固有値計算演習
14:00-16:00 実施設模擬8種(Los Alamos Criticality Primerの演習問題)の溶液体系の入力作成及び臨界固有値計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  
2日目(実際的実験解析)
10:00-16:00 各種TCA軽水炉燃料棒未臨界体系臨界固有値計算演習(指数実験値未臨界度0.63-0.999との比較)。TCA燃料棒配列体系17×17, 16×16, 14×14, 11×11, 8×8, 17×11, 17×5, 17×17-7×7, 17×17-12×12, 17×17-144, 17×17-206(詳細は、桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998) 参照)。
16:00-16:30 質疑応答

(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)テキスト 当日配布
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した臨界計算をしたい者(大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)実施日時場所 2009年6月30日(火)-7月1(水)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)

(9)参加費 30000円

(10)締め切り 2009年6月26日(金)
(11)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(12)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



【事務所報告】2000年から夏期セミナーを開催しており(日本原子力学会誌「談話室」バックナンバー参照)、今年も7月下旬に開催します。夏期セミナーは、主に院生が対象ですが、院生に限定しているわけではありません。詳細情報は日本原子力学会メーリングリストをとおして行います。

Thu, April 23, 2009 stanford2008の投稿

桜井淳所長から親しい友人のX先生への手紙 22-第28回モンテカルロ基礎理論セミナーの申込者-

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X先生



各種モンテカルロセミナーには、東大大学院の修士課程や博士課程の学生だけでなく、教員も参加しています。博士課程で特に優秀と判断した学生に対しては、特例として、日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会(主査桜井淳)の委員に抜擢しています。東大からの申込者は、いまでも続いていおり、5月28-29日に開催される「第28回モンテカルロ基礎理論セミナー」にも、原子力国際専攻の院生T.O(セミナー事務局担当者に拠れば、申し込みのメールには、氏名と研究室名と住所・電話番号だけのために、最初、教員と解釈したようですが、東大HPで大学院工学研究科原子力国際専攻の教員名を検索したところ、該当者がいませんでしたので、修士課程か博士課程の院生と判断したようです)から申し込みがありました(T.Oの氏名は開催後に公表します)。T.Oについても、この分野に興味を持って、深く関与していただき、もし、特に優秀であれば(連続エネルギーモンテカルロ計算コードMCNP、電磁カスケードモンテカルロ計算コードEGS、高エネルギーハドロン輸送モンテカルロ計算コードFLUKA、高エネルギー粒子・重イオン輸送モンテカルロ計算コードシステムPHITSの利用経験があるとセミナー事務局担当者に回答していましたから、その経験の深さをよく解釈すれば、上中下のクラス分けで、できのよい上クラスに位置づけられます)、その熱意を強く感じられるならば(当日のやり取りで読み取れます)、ぜひ、また、特例として、委員に抜擢したいと考えています。東大の院生だから抜擢するのではなく、どこの大学でも企業でも、特に優秀であれば、特例扱いして、委員に抜擢する方針です。いまのうちから大学院の学生を教育し、この分野に関心を持っていただき、将来を背負っていただきたいと念願しています。これまでモンテカルロ輸送計算に冷たかった東大から多くの申し込みがあり、そのうち特に優秀なひとには(東大大学院博士課程の院生で複数の原著論文があり、特に、優秀であれば、委員になれる資格はあると思います)、委員としてこの分野の将来を担っていただきたいと期待しており、このことは、まさに、私が、長い間、意図していたことが、いまの状況からすれば、10年弱で徐々に実現しつつあるということになり、これこそ"パラダイム転換"であり、これ以上うれしいことは、ありません。いまの委員会に東大から3名くらいの委員を入れ、将来、日本のこの分野を背負っていただきたいと念願しています。なお、モンテカルロ基礎理論セミナーへの大学からの参加者は、有料にしてから、2007年に東大大学院工学研究科博士課程1年の矢形朋由さん(各種モンテカルロセミナーに3回参加して、熱心であり、特に優秀であったため、2008年の博士課程2年の時に委員に抜擢し、すでに、昨年、委員会で1回講演しています、現在、博士課程3年在学)、2008年に京都大学原子炉実験所助教の今中哲二さん、2009年では4月までに武蔵工大大学院工学研究科博士課程2年の羽倉尚人さん(本欄バックナンバー参照)と阪大助教の宮丸広幸さん(本欄バックナンバー参照)です。モンテカルロ基礎理論セミナーは、2002年から、年間数回の割合で開催しており、モンテカルロ分野に関心を持つひとの数が少ないため、多くの参加は期待できませんが、それでも、毎年、確実に申し込みがあり、それも、東大の院生の数が多く、それだけでも十分に手ごたえを感じる安心材料です。最終的には、院生からだけでなく、教員や企業エンジニアも対象に含めて、全体で数名を委員を抜擢したいと考えています。委員になりたいひとは、各種モンテカルロセミナーに参加して、それとなく、控えめに、特に優秀であることを示すのもひとつの方法です。セミナーでのやり取りの中で、もし、優秀であれば、少数対象ですから、絶対に、見逃すはずはありません。少数セミナーは、ビジネスにはなりませんが、利点は、ただひとつ、このようなことができることです。しかし、ビジネスを忘れたわけではありません。モンテカルロ基礎理論セミナーの参加費は、2日間で、最初10,000円でしたが(2007)、それでも申込者が続いたため、強気になり、つぎに、30,000円にしましたが(2008)、まだまだ続いているため、もっと上げてみようと思っており、50,000円くらいを考えています。私のセミナーに参加した中部電力エンジニアの稲垣博光さんと渡辺将人さんは、「企業は、どうしても必要とあれば、50,000円でも100,000円でも出す」と言っていましたから、その言葉に勇気づけられ、最終的には、個人参加者には負担になりますが、100,000円まで上げようと考えています。



桜井淳


(補足1)私と院生T.Oのメールのやり取りから(2009.4.27)、T.Oは、M1在学中であることが確認されました。よって、少なくとも、あと、4年間、勉強と研究をして、D2かD3になって、しかも、複数の原著論文があって、学位審査に手の届く位置になければ、委員になれる資格がありません。委員になるには、モンテカルロ計算コードの入力を作成して、自身で数百回くらいバッチ処理と計算結果の評価経験がなければ、話になりません。


(補足2)日本原子力学会メーリングリストをとおして開催案内した学術セミナーの参加者氏名は、機密情報ではありませんが、個人情報保護法を遵守するため、できるだけ公表しないようにしています。個人情報を公表することによって、セミナーの透明性は証明できますが、反面、そのようなことを好まない参加希望者が敬遠する傾向が生じ、人材養成のためには、さらに、ビジネスのためには、明らかにマイナスになります。そのようなことを憂慮して公表しませんでした。セミナーの透明性の証明のため以外の目的では今後もできるだけ公表しない方針です。2000年以降の約600名(初回の夏期セミナーに参加した約120名の氏名・組織名は研究所報告書の附録として公表済み、本欄バックナンバー参照)の氏名・所属組織・申し込み時のメール内容を知りたいひとは、事前に、閲覧の目的と日時を明記した申込書(氏名・所属組織名・住所・電話番号・メールアドレス)さえ提出すれば(いわゆる信頼性の証明)、閲覧者の信頼性を確認後、特定の者への限定閲覧として、桜井淳水戸事務所で閲覧することができます(本欄バックナンバー参照)。

Thu, April 23, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】5月下旬に開催される四種類の学術セミナーの実施内容

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【事務所報告】学術セミナーの全体の構成や注意事項については本欄のバックナンバーを参照してください。セキュリティ管理の一環として、第三者が会場に絶対に入れないように(昔、一度、妨害被害を経験しているために、最初から妨害者の存在を想定しており、対策は立ててあります)、複雑な数段階ものチェック機能が設けてあります。セキュリティ管理と経済性(参加費有料にした2007年秋頃から利用している水戸市民会館の会議室使用料は、会議室の大きさにもよりますが、1時間当たり平均5,000円であり、そのため、セミナー前の準備と後の片付け時間を含めると6時間にも及び、使用料計30,000円となり(一般市民の単純な利用と異なり、参加費を徴収するビジネスで利用する場合には、収益に応じた割り増し料金となります)、事務所の業務では、一人当たり1日100,000円の売り上げ(利益でも純利益でもありません)がなければ、事務所の経営が成立しないため、少なくとも定員20名(2002-2006年まで定員5名)に対して13名の参加者が確保できないと経済性が成立しません、・・・・・・、PC計算演習の定員は、いまでも、わずか、5名のため、最初から、経済性が成立せず、ボランティアを覚悟ですので、開催には特別な工夫が必要になります)を考慮して、開催一週間前に、セミナー事務局担当者から、メールによって、参加予定者全員に、会場の変更と注意事項(会議室利用料が無料の桜井淳水戸事務所会議室か市民会館近傍施設会議室か大口申込者組織会議室のいずれかにすぐに変更できるように想定してあります)のお知らせをしています(米国の航空会社は、予定されたフライトの乗客が少ないと、たとえ当日離陸直前でも、問答無用で、フライトキャンセルしたり、最適経済対策を施すことが日常茶飯事ですが、それがごく普通のビジネスであって、日本の航空会社のように経済性の合わないフライトでも平気で運航するのは、ボランティアの世界であって、しかし、そうしないと日本では、航空会社の倫理観が問われてしまい、批判の対象にされますから、実におかしな国です)。5名定員の無料の時代から定員20名の有料にするには、専門分野の関係者の数を考慮すれば、すぐにはプラス経営できず、少なくとも3年間くらいの辛抱期間を覚悟しなければなりません。いまはまだ辛抱期間です(参加者数によらず、赤字を最少にするために会場を変更して、たとえひとりでも、必ず実施するようにしています)。桜井淳所長は、昔と違って、米国感覚での経済性最優先で対応していますから、個々のセミナーについては別ですが、全セミナーのプラスマイナスで利益の出せないビジネスを継続するようなことは、考えていません。それから、参加者には、セミナー開催後1ヵ月以内に(開催前に振り込んでいただくと、中止になった場合、返却手続きが生じるため、開催後にするのがビジネスの常識です)、指定口座に参加費を振り込んでいただくようにしており、指定口座には、2007年4月以降になされた振り込み日時と組織名と金額の履歴が記録されています(ただし、セミナー当日、現金で支払う参加者が一割くらいいますので、その場合には、後で、セミナー事務局スタッフが代わりに事務所名で振込み手続きをしています)。各種セミナーの内容は、一般の人達でも分かる話ではないために、また、セキュリティとセミナーレベル維持を考慮して、申込者全員を参加させているわけではないために(申込者全員を参加させれば、経済的には改善されますが、反面、参加者の質を下げることによる桜井所長のやりずらさに起因する負担が増大するために、そうすることもできません)、さらに、一昨年秋からの構造不況による冷え込みのために(世の中全体で引き締め策が厳しく、日本の代表的な製造業ですら、大赤字経営に陥っており、小さな組織での仕事は、非常に難しくなっています)、申込者に比例して参加人数も減少傾向にあり、経営については、大変難しいものがあります。昔のように無料であれば、多くの申込がありましたが、有料にすると、そのことを本当に必要とする院生や教員、それに、大企業のエンジニアに限られてしまいます。特定の学術分野で有料の数多くのセミナーを立ち上げようとする場合、特に、構造不況に巻き込まれてしまうと、長期的視点で見ないと、思うような利益は期待できず、しばらく、赤字にならない程度でしのぐしかありません。いまは、長期にわたって学術セミナーや講演の主催で開催実績のある都内の㈱日本原子力情報センターでさえ、利益を出すのは難しくなっています(その主因は、最近10年間の傾向として、国家予算を豊富に獲得している東大や原子力機構のような日本の代表的な研究機関が、広報目的の学術成果報告会を無料で開催しているためと受け止められています)。桜井所長以下、スタッフ全員、学術セミナーの経営は、意外と難しいと痛感しています。三つの事務所の業務のうち、実施内容を外部に公表できるのは、セミナー開催案内とそれにかかわる事項、それに、桜井所長の講演内容要旨や大学の先生への手紙(公開に当たっては、差し障りのある箇所のみいくぶん編集し、事前に相手の了解を得ており、内容からすれば、実名でもかまいませんが、念のために、相手に迷惑がかからないように配慮しているだけです)のみで、それ以外は、契約先との取り決めから、機密扱いになっています。特に、米国では、厳しく、途中で契約打ち切りということにも発展します。



第7回「核燃料サイクル施設の核的安全性セミナー」開催案内

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

10:00-11:00 核燃料サイクル施設の概要
11:00-12:00 核燃料サイクル施設の核的安全基準(ANSI/ANS 57.2-1983等)
13:00-14:00 核的安全解析の考え方
14:00-15:00 個別施設Ⅰ(ウラン濃縮施設・ウラン加工施設・新燃料輸送容器・原発新燃料保管庫)
15:00-16:00 個別施設Ⅱ(軽水炉炉心・原発や再処理施設の使用済み燃料貯蔵プール・使用済み燃料輸送容器・中間貯蔵施設・再処理施設・プルトニウム加工施設)
16:00-16:30 自由討論

(3)講義担当者 桜井 淳
(4)テキスト 書き下ろし論文 桜井 淳「核燃料サイクル施設の核的安全性評価法の現状分析」(当日配布)
(5)応募資格 核燃料サイクル施設の核的安全問題に関心のある者(大学院生歓迎)。
(6)定員 20名
(7)実施日時場所 2009年5月25日(月)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)。参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)
(9)参加費 10000円
(10)締め切り 2009年5月22日(金)


第9回「機器・配管等の破壊のメカニズムセミナー」開催案内

(1)主催 桜井淳事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 主に日本の原子力発電所で発生した事故・故障の原因分析と安全対策の事例。

10:00-11:00 原子力発電所の設計条件(「マーシャルレポート」の分析)
11:00-12:00 高サイクル疲労破壊
13:00-14:00 応力腐食割れ(粒界腐食割れ・照射下応力腐食割れ含む)
14:00-15:00 腐食・減肉破壊
15:00-16:00 脆性破壊(船舶・化学プラントの事例)
16:00-16:30 自由討論

(3)講義担当者 桜井淳
(4)テキスト( 当日配布) 桜井「原子炉安全評価のための技術的・定量的検討事項」、

Trans.At.EnergySoc.Japan, Vol.2, No.4, pp.567-579(2003)。参考文献 桜井『機 器・配管等の破壊のメカニズム』(日本原子力情報センター、1999,2001,2002,2004)
(5)応募資格 原子力発電所の安全性に興味を持っている者(大学院生歓迎)。
(6)定員 20名
(7)実施日時場所 2009年5月26日(火)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)。参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)
(9)参加費 10000円
(10)締め切り 2009年5月22日(金)


「第10回科学技術社会論セミナー」開催案内

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

10:00-11:00 科学論・技術論・安全論の現在(金森修・中島秀人編著『科学論の現在』と講師の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)
11:00-12:00 科学技術社会論の現在(小林傳司編『公共のための科学技術』と講師の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)
13:00-14:00 技術の社会構成論(Wiebe E.Bijker : The Social Construction of Technology Systems, MIT Press(1989)と講師の技術論・安全論の著書20冊を基に論理化)
14:00-15:00 日本の原子力安全規制論(日本科学技術社会論学会論文誌『科学技術社会論研究』原著論文「日本の原子力安全規制策定過程におけるガバナンスの欠如」No.5, pp.155-169(April, 2008)を基に論理化)
15:00-16:00 原子力技術の社会構成論(日本科学技術社会論学会論文誌『科学技術社会論研究』原著論文「原子力技術の社会構成論―米国と日本の比較構造分析―」No.7掲載予定を基に論理化)
16:00-17:00 自由討論

(3)講義担当者 桜井 淳。
(4)配布資料 (1)桜井淳「原発事故分析をとおしての「科学社会学」の方法論」、

Trans.At.Energy Soc.Japan,Vol.1,No.4, pp.462-468(2002)、(2)桜井淳「原子力発電所の事故・故障分析の方法論-安全性評価のための技術的・定量的検討事項-」、Trans.At.Energy Soc.Japan,Vol.2, No.4, pp.567-579(2003)、(3)桜井淳「20年間の社会的実践記録を基にした科学技術社会論研究の方法」(東大大学院総合文化研究科広域科学専攻システム科学系ゼミ発表資料、26p, 2005)、(4)桜井淳「日本の原子力安全規制策定過程におけるガバナンスの欠如」、日本科学技術社会論学会論文誌『科学技術社会論研究』、No.5, pp.155-169(April, 2008)、(5)桜井淳「原子力技術の社会構成論-米国と日本 の比較構造分析-」、日本科学技術社会論学会論文誌『科学技術社会論研究』(No.7掲載予定)。
(5)応募資格 科学論・技術論・安全論・社会論を全体的に把握したいと考えている者(大学院生歓迎)。
(6)定員 20名
(7)実施日時場所 2009年5月27日(水)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)。参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)
(9)参加費 10000円
(10)締め切り 2009年5月22日(金)


「第28回モンテカルロ基礎理論セミナー」開催案内

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要

1日目(初級コース)
炉物理理論や中性子輸送理論の講義は、Alvin M. Weinberg and Eugene P. Wignerによる”The Physical Theory of Neutron Chain Reactors”, The Univ. of Chicago Pressによるが、個々の物理過程に桜井が編集した連続エネルギーモンテカルロ教科書(JAERI-Rev. 2002-004)の理論を組み込みモンテカルロ基礎理論として体系化(Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003))したものである。

10:00-11:00 連続エネルギーモンテカルロコード、核データファイル、ポイントワイズ中性子断面積編集システム、汎用中性子断面積ライブラリ及びその他関連ライブラリの現状
11:00-11:30 積分出現粒子密度方程式の導出及び物理的意味
11:30-12:00 乱数及び酔歩
13:00-13:30 計算値の妥当性評価(誤差論、臨界計算における線源相関、中性子断面積の共分散の考慮)
13:30-14:00 各種分散低減法(特にウエイトウインドウ(WW)法及びWWジェネレータの理論、中性子深層透過計算におけるウェイト下限値最適推定法、物質密度減少法)
14:00-14:30 最適エスティメータ設定法
14:30-15:30 臨界計算法
15:30-16:00 モンテカルロ固定線源問題最適計算法
16:00-16:30 質疑応答

2日目(上級コース)
原子力分野におけるモンテカルロ計算の現状と最適計算のための改善すべき次項を中心に講義する。
  
10:00-11:00 桜井・他「モンテカルロ法による中性子・光子輸送シミュレーションの現状」、 (Trans. At.Energy Soc.Japan, Vol.41, No.6, pp.614-627(1999))
11:00-12:00 桜井・山本「国内大型原子力施設へのモンテカルロ計算適用の現状、(Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.2, pp.201-214(2003))
12:00-13:00 桜井「モンテカルロ法による高エネルギー輸送計算の現状、(書き下ろし)
13:00-14:00 桜井・山本「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法、 (Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005))
14:00-15:00 桜井・山本「公開文献から読み取れるモンテカルロ計算における分散低減法適用に見る懸念事項、 (Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.3,pp.219-226(2005))
15:00-16:00 桜井・山本「原子力分野におけるモンテカルロ法解析の教育方法」、(Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.4, pp.248-258(2005))
16:00-16:30 質疑応答

(3)講義担当 日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査 桜井 淳
(4)配布資料 「モンテカルロ計算高度化」研究専門委員会編『モンテカルロ計算ハンドブック』(会員価格5000円)(日本原子力学会、2006)
(5)応募資格 モンテカルロ計算をしているか将来予定している者(大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)実施日時場所 2009年5月28-29日(木-金)、水戸市民会館3F小会議室(水戸市中央1-4-1) 水戸市役所隣接施設(水戸駅南口徒歩5分)。参加者人数によっては、経済性を考慮して、近くの施設の会議室に変更。
(8)申込先 セミナー事務局(詳細は日本原子力学会メーリングリスト配布資料のバックナンバー参照)
(9)参加費 30000円(配布資料『モンテカルロ計算ハンドブック』代金含む)
(10)締め切り 2009年5月22(金)

Fri, April 17, 2009 stanford2008の投稿

茨城県県警ハイテク犯罪対策室長へのお礼の手紙-2007.4-2009.3の対応に対して-

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茨城県県警ハイテク犯罪対策室長殿



(この記事の正式タイトルは、「桜井淳所長から茨城県県警ハイテク犯罪対策室長へのお礼の手紙-2007.4-2009.3の対応に対して-」ですが、タイトルの入力文字数には制限があるために、略しました。)


私は、水戸に住んでいながら、一昨年4月まで、自宅から数kmのところにある茨城県笠原町の茨城県県警にハイテク犯罪対策室があることをまったく知りませんでした。ところが、ある用事で水戸警察署を訪れた際に、偶然、対応していただいた橋本巡査から名刺をいただき、その名刺の裏面に、犯罪相談のいくつかの連絡先が記されていました。その頃、世の中の変な人達(全国に分布している工学的専門知識のない20-30人の特に悪質な鉄道マニア)からインターネットで集団的妨害被害を受けていたために、どのような対応をするのがいちばんよいのか、被害の具体例をコピーした資料を添付したメールを差し上げました。それらの人達は、JR西日本福知山線脱線事故の発生によって、鉄道技術のよくない現状が世の中にさらされてしまい、なおかつ、私がJR西日本の安全管理の問題点を多く指摘したために、彼らの少年の頃の夢が破られたとひねくれ、健全な思考の人達であれば、批判の矛先を安全対策を怠った事故加害者のJR西日本に向けるべきところ、何を勘違いしてか、その程度の理解力しかないのか知りませんが、私に脅迫・妨害行為を加えてきました。メールした2日後くらいに、担当者から数回ほど電話をいただき、指示どおりに対応しましたが、約2年間を経て、今年の3月時点で、懸案事項は、まだ、完全に解決したわけではありませんが、それでも、半分以上解決したために、残りの件については、常時監視体制にあることを評価して、とりあえず、お礼のメールを差し上げます。世の中には、番号不表示の電話やインターネットでの匿名書き込みならば、当事者が特定されないと錯覚しているひとが意外と多くいますが、無知であり、本当に気の毒でなりません。通信件数の大部分に対しては、もし、犯罪性がなければ、通信の秘密保持が最優先されるために、通信記録の解読は、なされません。しかし、明らかに、犯罪性の高いものに対しては、第三者や被害者からの通報により、さらに、ハイテク犯罪対策室のような部門の常時監視体制により、問題点が把握され、当然ですが、通信記録の解読がなされることくらい常識です。最近は、警視庁初め、各県県警とも、犯罪防止のために、数名から10名くらいの担当者により、インターネットの書き込みサイトの常時監視業務を継続しているようです。私は、2年前から、匿名でも、通信記録から挙げられると主張してきましたが、世の中からそうでないとの間違った反論を多く受けました。新聞報道によれば、昨年発生した秋葉原無差別殺傷事件の直後、その犯人が書き込んだのと同じような狂気な殺人予告の書き込みが70件くらいあり、第三者からの通報や常時監視体制によって、そのうちの60名くらい逮捕されましたが、非常に高い逮捕率になっており、当然言えば、当然のことですが、本気になって捜査すれば、いまの技術では、そこまでできるということでしょう。その事実によって、世の中の無知な人達さえ、匿名でも逮捕されるということを実感したと思います。世の中には、電話やインターネットの通信記録は、短時間で消去されると錯覚しているひとが多くいますが、簡単には消去されません。私は、偶然にも、幸運にも、担当者から、県警ハイテク犯罪対策室の業務内容と採用されている技術の全容を聞く機会を得ましたが、予想どおりの方法と受け止めました。懸案事項を解決するには、法的手続き等を含め、あと少なくとも、2年間くらいかかるかもしれませんが、ここ2年間の適切な対応に対して、心より感謝し、いただいた情報や助言等については、今後、活用させていただきたいと思います。まことにありがとうございました。



桜井淳

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