2009年5月8日20時57分
麻生首相は8日の衆院予算委員会で、消費増税の条件について、「最終的には、数字も大事だが、景気という気の部分がある。経済の実態などを考えたうえで、最終的な政治判断が要求される」と述べた。経済指標だけに頼らず、総合的に判断して増税を決めるとの考えを示した。
また、与謝野財務相は、消費税を引き上げる場合、使い道は社会保障や少子化対策に限定するとしたうえで、「(消費税は)社会保障目的税にするべきだと考えている。(税制改正関連法の)付則もそのような精神で書かれている」と述べた。国民新党の亀井久興氏の質問に答えた。