新型インフルエンザ アメリカでの感染者が急増、新たにカナダで死者
新型インフルエンザの世界の感染状況は、アメリカでの感染者が急増し、新たにカナダでは死者も出ている。こうした中、WHO(世界保健機関)のマーガレット・チャン事務局長は、警戒水準の引き上げの判断は、最大限の注意を払って行うと述べた。
WHOのチャン事務局長は「パンデミック(世界的な大流行)を宣言する決断は、わたしにかかっている。その決断は、最大限の注意と責任感を持って行う」と述べた。
8日には、カナダで4月下旬に死亡した女性が、新型インフルエンザに感染していたことが確認され、死者が3カ国に広がっている。
(05/09 07:32)