9日未明、東京・港区で店舗兼住宅ビルが焼ける火事があり、逃げようとした20代の男性が建物から転落して意識不明の重体となっています。
9日午前1時ごろ、港区新橋で「建物から火が出ている」と近所の住民から119番通報がありました。
火はおよそ40分後に消し止められましたが、鉄筋コンクリート5階建ての店舗兼住宅の3階部分、およそ25平方メートルが焼けました。
この火事で、建物の4階部分からこの家に住む29歳の男性が転落し、病院に運ばれましたが意識不明の重体となっています。
東京消防庁によりますと、出火当時、建物には男性のほかに家族2人がいましたが、逃げて無事でした。
現場はJR新橋駅近くの繁華街で、警視庁と東京消防庁が出火の詳しい原因を調べています。(09日03:43)