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【新型インフル】「機外に出たあとに判明した人がいる」…舛添厚労相会見詳報(上) (2/2ページ)

2009.5.9 12:39
このニュースのトピックス新型インフルエンザ
国内での新型インフルエンザの感染確認で会見する舛添要一厚労相=9日午前8時40分、東京・霞ヶ関(緑川真実撮影)国内での新型インフルエンザの感染確認で会見する舛添要一厚労相=9日午前8時40分、東京・霞ヶ関(緑川真実撮影)

 《2人目の高校生は機内検疫をすり抜けていた。そのため、周辺座席にいた「濃厚接触者」の確認が後手に回った。舛添厚労相の語気も強まる》

 「したがって、機外に出た後ですので、学校関係者の方は全部停留していますが、近い座席の方ですでに機外に出られてしまった方がおられます。この方々に連絡を取ってフォローを一生懸命やっています。当然のことながら、お手洗いに立ったりしますから、飛行機に乗っていた方全員が感染する危険性は十分あるので、このフォローを全力を挙げてやっています」

 《続いて、患者3人が座っていた座席の状況を説明する》

 「先生は66Aという座席に座っていました。この周辺の方々は、停留措置をとっています。1人目の高校生は29F。これも停留措置をとっています。問題は、2人目の高校生が座っていた座席が43Aですので、今会見をお聞きになっている方で、この飛行機に乗っていた方々は特に注意です。当然、ずっと座っているわけではなくて、お手洗いに行ったり水をもらいに行くことはありますから、乗客は動きますので、特にその点を懸念しています」

 《厚労省によると、乗客のうち最大で11人が、停留措置を受けることなく入国した可能性があるという。そのため、舛添厚労相は会見を通して、身ぶり手ぶりを交えて乗客に情報提供し、感染拡大の防止や体調不良を感じた場合に速やかにコールセンターに相談するよう呼びかけた。舛添厚労相から一通りの説明が終わった後、記者団からの質問に移った》

(下)「夕方までには全員フォロー」に続く

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国内での新型インフルエンザの感染確認で会見する舛添要一厚労相=9日午前8時40分、東京・霞ヶ関(緑川真実撮影)
新型インフルエンザの感染確認で会見する舛添要一厚労相。記者のレコーダーがズラリと置かれた=9日午前8時35分、東京・霞ヶ関(緑川真実撮影)
国内初の新型インフルエンザ感染者が確認され、記者会見する舛添厚労相=9日午前8時50分、厚労省
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