県は7日、新型インフルエンザ危機管理対策本部の幹事会を県庁で開き、感染防止策や国内発生時の対応を確認した。
健康増進課がこれまでの対応を説明。4月28日以降、まん延国(メキシコ、米国本土、カナダ)から帰国した人(7日午後現在で約160人)への健康監視を続けているが、今のところ発熱などを訴える人はいないという。県教委は、まん延国に渡航した児童生徒を帰国後10日間自宅待機にする措置を取っていると説明した。保健所と県庁に設置された相談窓口には4月28日の開設以降、7日夕方までの10日間に496件の相談が寄せられている。【諌山耕】
〔山口東版〕
毎日新聞 2009年5月8日 地方版