2009年05月04日

世界一の富豪ウォーレン・バフェット、米国の新聞社を買う気になれない

  ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)は、バークシャー・ハサウェイ (Berkshire Hathaway)の投資家向け会合で、同社が米国の新聞社をどのような価格であっても購入しないと言い放った。

  米国の新聞社の損失は終わりそうもないとも語り、世界一の富豪投資家ウォーレン・バフェットからも、米新聞社が見離された形となった。バフェットは子供時代に新聞配達の仕事をやったこともあり、新聞には愛着を抱いており、これまでも幾つかの新聞社のオーナーを務めてきた。だがメディア環境が激変し、新聞が大都市を支配し大儲けする時代は終わったとも付け加えた。

  でも、バークシャーが所有するthe Buffalo Newsを売り払うことはしないと約束した。経営の観点からは間違いなく売却すべきだが、私はそうしないつもりだという。また、バークシャーはThe Washington Post companyにも投資している。新聞事業は非常に苦戦を強いられているが、ケーブル事業が手堅いので、株を持ち続けていくとバフェットは語る


◇参考
Buffett Wouldn't Buy Most U.S. Newspapers "At Any Price"(CNBC)
Buffett Sees ‘Unending Losses’ for Many Newspapers(WSJ.com)

タグ:新聞

posted by Kilimanjaro at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞 ニュース
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