平成１６年７月２７日、小泉総理は総理大臣官邸で、ガーディアン・エンジェルスの創設者のカーティス・スリワ氏らの表敬を受け、会談しました。
　ガーディアン・エンジェルスは、繁華街をパトロールして非行や犯罪の発生を未然に防ぐなど、地域防犯活動を行っている国際的なＮＰＯ（民間非営利組織）で、世界１１カ国でボランティアのメンバーが活動を行っています。日本においても、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件を契機に活動が開始され、現在２４都市で活動を展開しています。また、最近ではインターネットを悪用した犯罪の増加に対応し、違法性や有害性のあるインターネット上の掲載を当局に通報するなどの活動も強化しています。
　会談の冒頭、スリワ氏から小泉総理にユニフォームの赤いベレー帽とジャンパーがプレゼントされ、さっそく小泉総理は身に着けました。会談で小泉総理は「こうしたボランティア活動をどんどん広げていってほしい。」と述べるとともに、非行防止や治安の確保における地域社会、ボランティアの役割の重要性について意見交換をしました。