国内初の感染、カナダから帰国の3人
5月9日9時25分配信 TBS
厚生労働省は午前6時に日本で初の新型インフルエンザ感染者が成田で見つかったことを発表しました。
感染したのは大阪府の府立高校の2年生の男子生徒2人と男性教師(46)のあわせて3人です。
3人は先月24日から学校の短期留学でカナダ・オークビルに滞在、8日夕方、成田空港に到着しました。
3人は発熱や咳などの症状があり、機内での簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示したため、国立感染症研究所で詳しい遺伝子検査が行われていました。
その結果、3人とも新型インフルエンザに感染していることが確認されたということです。
3人は、8日夜のうちに成田赤十字病院に運ばれ、隔離病棟で入院、治療を受けています。
また、3人と短期留学していた生徒と教師33人を含む乗客・乗員あわせて49人が、感染の拡大防止のため、空港近くの施設で10日間の停留措置が取られることになりました。(09日08:28)
最終更新:5月9日9時25分