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2009年5月8日(金) 19:15 |
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外来治療体制、対応苦慮する病院も
新型インフルエンザの患者が発生したことを想定してさまざまな対策が進められています。 香川県でも発熱を訴え新型インフルエンザが疑われる患者を受け付ける発熱外来の病院を指定していますが、病院によって施設が違うため対応に苦慮しています。
高松市民病院では、インフルエンザに感染した患者を治療する感染症病棟に専用ベットを6床完備しています。 さらに新型インフルエンザの疑いがある患者を受け入れ、診察を行う発熱外来の準備も整っています。 香川県は、国内で新型インフルエンザが発生した場合、高松市民病院など県内5つの病院に発熱外来を設置し、県内で発生した場合はさらに21の病院に発熱外来を設置する予定です。 しかし、新型インフルエンザが疑われる患者をどう引き受け診察するべきか、対応に苦慮している病院も少なくありません。 坂出市立病院は7日、中讃地域のインフルエンザ対策の中心となるよう、香川県から要請を受けました。 急遽、病院の敷地内に新たにプレハブ施設を作り、発熱外来として使用することを決めました。 香川県国内での発生が懸念される中、新型インフルエンザの対策として外来治療の体制をどこまで整えることができるのか、各病院は苦慮しながらも対応に追われています。 尚、岡山県内では発熱外来が運用されている病院が3ヶ所、準備を進めているところが8ヶ所あります。 岡山県ではあわせて27ヶ所の病院に発熱外来を設置できるよう検討をすすめています。
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