2009年 5月 8日 |
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高校体育祭に車侵入 1人ケガ
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8日午前、体育祭を行っていたさぬき市の高校に車が侵入し、これを止めようとした保護者の男性が軽いケガをしました。警察は、16歳の少年が無免許で運転していたとみて事情を聞いています。8日午前11時過ぎ、さぬき市寒川町の寒川高校で体育祭を行っていたグラウンド付近に乗用車が侵入し、制止しようとしたPTA副会長の男性と接触しました。男性は転倒し、右手に軽いケガをしました。乗用車はそのまま逃走したため警察が緊急配備をして行方を追っていたところ間もなく、さぬき市内で乗用車を発見しました。乗用車には15歳から19歳の男女、あわせて5人が乗っていて警察は、高松市亀田南町の無職の16歳の少年が無免許で運転したとみて事情をきいています。調べに対し少年らは「体育祭を見に行った」と話していて警察が詳しい動機を調べるとともにひき逃げの疑いもあるとみて捜査しています。5人のうち1人の少年が以前、寒川高校に通っていたということです。
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新型インフル 香川県市町連絡会
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新型インフルエンザの感染拡大を受けて香川県は8日、市と町の担当者を集めた会議を開き、県内で感染が発生した場合に備えて対策を協議しました。会議では先月27日以降、メキシコやアメリカなど国が指定する感染国から香川県内に入り、保健所による健康調査が必要な人が7日までに56人に上っていること、このうち発症が疑われる人はいないことが報告されました。また県内での感染拡大を防ぐため、発生国への渡航歴がありインフルエンザのような症状が現れた人には直接、医療機関へ行かず、まず電話で保健所に相談するよう呼びかけるチラシを各市町に配りました。県や各保健所で受け付けている相談の数は7日までに273件に上り発熱があるが大丈夫かなど健康不安に関する内容が多いということです。
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新型インフル感染国帰国者の追跡調査続く
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国内での感染防止対策の場は各空港から地域に移ってきています。保健所が今、対応に追われているのは感染国から帰国した人から健康状態を聞き取りする「追跡調査」です。高松市保健所では現在、55人の健康状態を追跡調査しています。調査は、感染者が多いメキシコ・アメリカカナダから帰国した人が対象で、朝、夕の体温やインフルエンザの症状がないかなどを電話で聞き取ります。厚生労働省はウイルスの潜伏期間を見込んで各国を出発した日から10日間の調査を各都道府県を通じて保健所に求めています。しかし、中には仕事や留守などでなかなか電話に出ない人もいて完璧な追跡調査は難しいということです。また感染が疑われる患者が見つかった場合の遺伝子検査が8日から県の機関で行えるようになりました。国から検査薬が届いたこととそれに伴う機器の調整が終わるなど条件が整ったためで、感染したかどうかを正確に確認できるまで数日かかっていた検査結果が早ければ5時間半で分かるということです。
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唐辛子窒息死事件 母親の控訴審結審
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おととし1月、倉敷市で二男に粉末の唐辛子を飲ませて窒息死させたとして傷害致死の罪に問われている母親の控訴審が結審し、弁護側は改めて無罪を主張しました。傷害致死の罪に問われているのは倉敷市四十瀬の無職、光中美幸被告(33)です。起訴状によりますと光中被告はおととし1月、倉敷市の自宅で二男の翔ちゃんの口に粉末状の七味唐辛子を入れ、窒息死させたものです。一審の岡山地裁は光中被告に懲役4年6ヵ月の判決を言い渡しましたが、事実誤認があるとして弁護側が控訴していました。広島高裁岡山支部で開かれた公判で弁護側は、翔ちゃんのレントゲン写真を提出し、「肺に唐辛子を吐き出せるだけの空気が残っていたにもかかわらず、唐辛子を吐き出しておらず、自分で飲み込んだ可能性がある」と主張しました。その上で「被告が飲ませたとする1審判決には事実誤認がある」として改めて無罪を主張しました。裁判は8日、結審し判決は来月10日に言い渡されます。
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岡山県議会 議長候補に小田春人さん内定
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岡山県議会の自民党県議団は8日、新しい議長候補に小田春人さん、副議長候補に小田圭一さんを選びました。これは8日開かれた自民党の県議団総会で決まったものです。自民党県議団には県政会と政友会の2つの派閥があり、県政会に所属する小田春人さんは井原市・小田郡選出で当選5回、政友会に所属する小田圭一さんは倉敷市・都窪郡選出で当選4回となっています。自民党は県議会56議席のうち36議席を占めていることから正副議長人事は自民党の意向通り進むことが確実と見られています。2人は、今月15日の臨時県議会で正式に選出される見通しです。
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春の叙勲 伝達式
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春の叙勲受章者への伝達式が8日、岡山県庁で行われました。伝達式に出席したのは叙勲受章者のうち地方自治の分野などで功績のあった18人です。式では笠岡市議会議員として長年、地方自治に貢献し、旭日小綬章を受章した岡田伸志さんら受章者1人1人に石井知事から勲章と勲記が手渡されました。また危険業務従事者叙勲の受章者5人にも勲章と勲記が贈られました。今回、岡山県内に住む受章者は全員で112人で、8日、伝達された以外の受章者は、東京の関係省庁で伝達されます。
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