家族の絆を守る会を設立しました。
本日、4月26日衆議院第2議員会館第1会議室で約70名の参加を得て、NPO家族の絆を守る会を設立しました。承認された定款の1条と3条を以下に示します。、
(名称)
第1条 この法人は、特定非営利活動法人 家族の絆を守る会(英語名「Japan
Family Value Society」、英語略名「FAVS」)と称する。
(目的)
第3条 この法人は、家族そのものの存続を願い、家族が愛情溢れる存在であるための支援をし、家族が長時間離れ離れにならないための支援を行う。家族の一人一人が互いに信じあうこと、愛しあうこと、助けあうこと、教えあうこと、研鑚しあうこと、励ましあうことの支援を行う。また家族が他の家族を尊敬し、家族同士が助け合うことを支援する。さらに家族が国家・社会から守られる存在であり続けることを願うとともに、国家・社会の存続と安寧のための活動を行う。
今までいわゆる、家族支援として、母親が家庭不在の家族を支援するという活動は盛んに行われてきた。保育園の待機児解消とか、長時間保育とかがそれだ。しかしこの政策では子供は不幸になる一方である。本当に子供たちの幸せのためになる家族の支援を行うことがいまや緊急の課題である。我々は反家族政策への不満や反対を言い募ってだけいるのではない。具体的な行動をし始めるという決意の基にこの会を立ち上げたのである。
以下に設立趣意書を転載する。
「家族の絆を守る会」設立趣意書
世界人権宣言第十七条には、「家庭は、社会の自然かつ基礎的な集団単位であって、社会及び国の保護を受ける権利を有する。」と述べられています。この宣言を待つまでもなく、太古の昔から、家族は互いを守りあい支えあい、安らぎを得てきました。人は、ひとりでは生まれることも育つことも出来ません。人間が生きて行く上で、家族は無くてはならない絶対的な存在です。
また、家族は人間の幸せの源ですが、いつも幸せな時ばかりを共有できるわけではありません。苦しい時に、家族全員が共に力をあわせて乗り越えることによって、家族は、以前よりも一層固い絆で結ばれ、更に大きな幸せを感じることが出来るのです。
どんな時にも家族の一人一人が、互いを信じ、愛し、助け、励ましあい、教えあい、尊敬しあうことを通して、人間は成長し人格を磨き、そのことによって、生きる力や幸せを掴み取る力を得ることができるのです。
この家族の中で培われた愛や力は、家族以外の他者を思いやり、愛することにつながります。そしてそれが、健やかで温かな人間の社会をつくり、安定した国家を形成します。
家族に愛され信頼され、家族を愛し信頼したことのない人間が、他者を思いやることは出来ません。そうした意味で、家族は、社会や国家にとって、とても重要な存在です。
しかし残念ながら、昨今の事件や社会状況をみると、親子、家族の関係に多くの問題が生じているのも事実です。また、多くの人達が、少子高齢化社会において、子育てや介護に悩みを抱えています。
殊に、子供達を心身ともに健全に育て導く、家庭や社会環境を作ることは喫緊かつ重要な課題と言えます。「日本人は子供を細心の注意と努力を払って大切に育てている」とラフカディオ・ハーンが賛美した日本の子育ては、残念ながら、過ぎし日の日本の姿となってしまいました。
こうしたことを踏まえて、「家族の絆を守る会」は、家族が互いに支えあい、信頼しあえるような子育てや介護のあり方を地域社会の人々と共に考え実践したいと考えています。
なかでも、「家族の絆を守る会」は、親が子供の教育を社会や他人に委ねるのではなく、親が自信を持って、子供に正しい社会性を与えるための躾や教育を行える力を学ぶ機会や、親が子供と共に過ごし遊ぶ時間や場所を提供することで、子育ての支援を行って参ります。
すべての人にとって大切な家族の絆を守り、安定した豊かな社会作りを目指して、特定非営利活動法人「家族の絆を守る会」を、ここに設立いたします
以上。
この会に賛同していただける方は是非私にまでご一報を頂きたい。
が私のアドレスです.
なおこの会の役員は以下のとおり。
理事長
古賀俊昭(東京都議会)
副理事長 渡辺 眞(日野市議会)
理事 伊藤純子(伊勢崎市議会)、和田有一郎(兵庫県議会)、松浦芳子(杉並区議会)、
加藤久平(三鷹市議会)、三野由美子(藤沢市議会)、山根田鶴子(静岡市議会)、
高安紘一(市川市議会)、宍倉清蔵(千葉市議会)、松原成文(川崎市議会)、
吉村辰明
監事 古賀壮志(日野市議会)、福島辰好
顧問 古屋圭二、萩生田光一、西川京子、稲田朋美(以上衆議院議員)
中曽根弘文(参議院議員)
であります。