青森・医療過誤訴訟 上告を不受理 遺族敗訴確定青森市の青森県立中央病院で手術中の内視鏡操作にミスがあり、患者の女性=当時(69)=が死亡したとして、遺族が病院を管理する県に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第一小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は8日、遺族の上告を受理しない決定をした。県に約3300万円の支払いを命じた一審判決について、手術をした医師に過失はなかったとして取り消し、遺族の請求を棄却した二審仙台高裁判決が確定した。 二審判決によると、女性は胆石が見つかり入院。2003年4月に内視鏡を用いた胆石摘出手術を受けた際、十二指腸に穴が開き、縫合手術を受けたが、その後肺炎にかかり6月に死亡した。
2009年05月09日土曜日
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